各チームAll-NBA-1st輩出回数ランキング。1位のチームが63回、最下位の3チームが0回と思いっきり偏る。

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各チームAll-NBA-1st輩出回数ランキング。1位のチームが63回、最下位の3チームが0回と思いっきり偏る。

以下画像は各チームのAll-NBA-1st受賞者を輩出した回数一覧です。2022/10/24時点。(画像提供元:Fadeaway World)

1位はロサンゼルス・レイカーズ。2位はボストン・セルティックス。

共に優勝回数17回の超名門チームですから、順位に驚きはありませんけど、その回数差にビックリ。レイカーズ63回、セルティックス37回で26回差。

というかレイカーズからほぼ毎年All-NBA-1st出てるようなモンですね、これ。75年で63回ですもの。
内訳はコービー・ブライアント11回、ジェリー・ウェスト10回、エルジン・ベイラー10回、マジック・ジョンソン9回、シャキール・オニール6回、カリーム・アブドゥル・ジャバー6回、ジョージ・マイカン6回、ジム・ポラード2回、レブロン・ジェームズ1回、アンソニー・デイビス1回、ゲイル・グッドリッチ1回。

コービー、ジェリー・ウェスト(“The Logo”って呼ばれてるのクソカッコいい)、エルジン・ベイラー、マジックの4人だけでも40回で1位。コービー1人で下位7チーム分。下位のチームは歴史が浅かったりで仕方がないんですけど。

セルティックスはボブ・クージー10回、ラリー・バード9回。この2人で37回中の約半分を占めています。
ボブ・クージーは1952-61の10年連続、バードは1980-88の9年連続で受賞しています。受賞回数は勿論、2人共「バスケを変えた」「時計の針を進めた」とも言われる選手ってのが何やら感慨深いですね。

バードは比較的最近の選手なだけあって、いまだに新しい逸話が出てくるのが凄いです。
今年(2022年)もジャマール・マッシュバーンが、ドリームチーㇺと対戦した時のラリー・バードの化け物っぷりを紹介していて、その内容に多くのNBAファンが大笑いしておりました。
何が化け物って“バスケとトークセンス両方”が化け物。ただ口が悪い/面白いだけでなく、「異次元なプレイを伴って初めて完成されるトラッシュトーク」ってのがバードのトラッシュトークの特徴だと思います。“Told You So”とか。
センス良過ぎて、おいそれと日本語にできないので確認は各々方にお任せします。→ジャマール・マッシュバーンの動画へのリンク

失礼な言い方になってしまいますが、20回で6位のサクラメント・キングスを意外に思う方もいるかもしれません。
オスカー・ロバートソンが1961-69で9回。20回中1番新しいものは2001年のクリス・ウェバーで、その次に新しいものとなると1976年のネイト“タイニー”アーチボルトにまで遡ります。
現在16年連続プレイオフ未進出のワーストレコード中ですが、その歴史は長く、紛れもなく名門です。
チームメイト・オブ・ザ・イヤーの正式名称“Twyman-Stokes Teammate of the Year Award”の元となったジャック・トワイマンとモーリス・ストークスはサクラメント・キングス(当時シンシナティ・ロイヤルズ)の選手でしたしね。

なんか話題がどんどん古くなってキリがないので、今回はこの辺で。ではまた。

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