【黒歴史?】5年前の米メディアによる’23オールスター選手予想、若干厳しい。RJ・バレット、ルカ・ドンチッチ、ステフィン・カリー、アンソニー・デイビスetc.

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【黒歴史?】5年前の米メディアによる来季オールスター選手予想、若干厳しい。RJ・バレット、ルカ・ドンチッチ、ステフィン・カリー、アンソニー・デイビスetc.

約5年前の2018年2月14日付Bleacher ReportのAdam Fromal記者による“Predicting the 2023 NBA All-Stars”「2023年NBAオールスター予想」という記事を翻訳/紹介。ついでに2022/9/29時点での私の感想/予想も添えています。

記事を書いたAdam Fromal記者が知ったら「なんでそんな意地悪な事するん?」と怒りそうですけど、当時の期待や現在との差/成長と落胆を感じてみるのもまた一興です。

では4年半前のAdam Fromal記者が選んだ’23オールスター選手たち24人を見ていってみましょう。

1.ヤニス・アデトクンボ

当時既に「27.9 points, 10.3 rebounds, 4.7 assists, 1.5 steals, 1.3 blocks」を記録していましたので無難オブ無難。来季も怪我さえなければ「ほぼ確実」と言って良いかと思います。

2.ディアンドレ・エイトン

当時19歳でアリゾナ大所属、「 19.5 points, 10.7 rebounds, 1.4 assists, 0.5 steals, 1.8 blocks」を記録。カレッジバスケは然程フォローしていないので当時のエイトンの事はなんとも。クリス・ポールもずーっとポイントゴッドでいられるわけではないですし、是非大躍進してもらってオールスターへ・・・・って来季ウェストのフロントコートは昨季オールスターに加えてカワイ、AD、ザイオンら怪我からの復帰組も多くて激戦区ですね。

てか今よりイカついな。

Christian Petersen/Getty Images

今の方が好き。

3.ロンゾ・ボール

当時レイカーズ所属「10.2 points, 7.1 rebounds, 7.1 assists, 1.5 steals, 0.9 blocks」
膝の状態が懸念されます。早い回復を祈っております。

4.RJ・バレット

当時モントヴェルデ・アカデミー所属「27.0 points, 8.1 rebounds, 3.8 assists, 1.2 steals, 0.9 blocks」、つまりデューク大に入学する前ですけど内定済みで“one and done”(在学1年でアーリーエントリーする事)でTOP3指名されることが確実視されていました。
今オフに4年107M(spotrac準拠)の延長契約を結んだわけですから、近いうち最低限オールスター選手にはなってもらわにゃニックスは困りますよね。ランドルなり誰かがMVPクラスに化けるなら兎も角。・・・・・バレットがそうなれば良いんじゃん。

5.ブラッドリー・ビール

サラリーも年齢も立場もRJ・バレットとは違いますが「最低でもオールスター」ってのは一緒です。・・・やっぱり「最低でもAll-NBA入り」ですかね、オールスターは3度経験済みですしサラリーのデカさも考えると。
チームが強けりゃ文句も少なかったでしょうけど、ヨキッチやブッカー、ラビーンと契約のタイミングが被った事で余計に比べられたのは少し気の毒でした。と思いましたが何百億ももらうんだから同情の必要全くありませんでした(冗談です)。

6.デビン・ブッカー

当時はまだサンズが低迷期だった頃でブッカー自身は「24.1 points, 4.4 rebounds, 4.9 assists, 0.9 steals, 0.3 blocks」を記録するもチームは19勝でシーズンを終えて次シーズンも19勝、次シーズンにバブル8連勝でシーズン終えて’21ファイナル進出。こう書くと軽い感じになりますけど、フラストレーション溜まったでしょうし報われて良かったですよね。(個人賞的には)
エイトンと同じく昨季に満足せず成長を続けていってオールスターが当たり前、最低限・・・ってコレばっかですね。

7.ステフィン・カリー

あと10年オールスターなっときゃ良いんです。’33まで現役続ければ良いんです。

8.アンソニー・デイビス

当時ペリカンズ所属「 27.1 points, 10.7 rebounds, 2.4 assists, 1.3 steals, 2.1 blocks」を記録。・・・色々とすげぇ数字を積み上げていました。
レイカーズ移籍1年目で優勝して、「このレブロン&AD2枚看板の牙城を崩すのはどんなチームになるんだろう?」と思っていましたが、そこから一回戦敗退→プレイオフ進出ならず、ですからホント何が起きるかわからんです。
ただ「ADが健康かつペリカンズ中後期orレイカーズ1年目の状態」って条件さえクリアできればレイカーズは相変わらず強豪でオールスターも確実だと思います。特にバブルADは手に負えんかったですからね。


9.ルカ・ドンチッチ

当時レアルマドリード所属「16.0 points, 5.5 rebounds, 4.5 assists, 1.1 steals」を記録。
何よりまずこの爽やかッぷり。

ただこの写真が爽やかなだけであって、この頃すでに試合中は勝負師でした。野次の範疇に収まらない罵詈雑言や投擲物が飛び交う一部ユーロでの過激すぎる試合で、アウェイの雰囲気や相手年上選手に負けじとギラギラしてましたね。
年齢的には現在23歳でオフコートでは好青年(イタズラ好きな)そのものな感じ出してますけど「プロバスケットボール選手」としてはもう10年経ちます(ユース含めて10年、シニアチームからだと7年)。最近は「若手扱い」するのが失礼な気がしてしまいます。
元記事の最後に「2023年のオールスターは彼にとって初めてのオールスターではないかもしれない」とあって笑いました。もうオールスターもAll-NBA-1stにも3回選ばれとります。そりゃ予想できないですよね。勿論私だってしてませんでした。

10.ケビン・デュラント

当時ウォリアーズ所属「25.5 points, 6.8 rebounds, 5.5 assists, 0.8 steals, 1.9 blocks」を記録。
水を差す様ですけど、ここ3年は怪我/欠場が目立つのが心配です。出場試合数で言うとレギュラーシーズンは3年で90試合しか出場できていません。毎年まとまった期間欠場していて怪我はアキレス腱、ハムストリングス、膝と別々のもの。
杞憂であれば何より。
コートに立ちさえすれば未だ衰え知らずでオールスターも確実でしょうから、心機一転ネッツでよろしくお願いいたします。

11.ジョエル・エンビード

上記ヤニス、ステフ、KD、ドンチッチと同じく怪我さえなければ「ほぼ確実」なレベルの選手だと思います。続きは↓で。

12.ジェームズ・ハーデン

当時ロケッツ「31.3 points, 5.0 rebounds, 8.9 assists, 1.8 steals, 0.7 blocks」を記録。
この選手が今は上記エンビードとチームメイトなんですから恐ろしい・・・けど最近はそういうのが珍しくないってのがさらに恐ろしいです。
同じチームから2、3人オールスター選出となるとチーム成績も大事になってきますから、そこら辺どうなるんでしょ?
シクサーズはエンビードが大黒柱なのは間違いないですけど、その他の選手の役割と言うか来季活躍の仕方は全く読めないです。それだけ選択肢/オプションが豊富です。エンビード、ハーデン、マクシー、トバイアス・ハリス(PJ・タッカーがコーナー3めっちゃ打ってるのだけは想像できます)。
ブルックリン・ネッツではファシリテーターな側面を多少強くしてプレイメイキングしていた印象があります。シーズン途中からの参加だった昨季から今季シクサーズでどの様に変化していくのか、エンビード共々非常に楽しみです。
オールスター云々はハーデン自身が一番重要ですけどドック・リバースの手腕次第って部分もあるのかなと思います。

とりあえず以上。

「全員怪我しない」と仮定して、私の予想ではヤニス、ステフ、ドンチッチ、KD、エンビードの5人は「ほぼ確実」だと思います。

昨季個人/チーム成績を維持できればブッカーも「ほぼ確実」でしょうが、サンズは昨季1位ですから2位3位でも「後退」と見られて票が伸び悩むかもしれませんし、上記5人ほどは確実視できないかと。

チーム成績と以前の実力発揮が必要で「正直全く読めない」のはビール、ハーデン、AD。

ブレイクアウトが必要で「少し厳しい」と思うのはエイトン、ロンゾ、バレット。ただこの3人の中では一番エイトンがありそうだと思います。

長くなってしまいましたので残り12人は別記事↓で。

今回はこの辺で。ではまた。

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