某ディフェンシブプレイヤー・オブ・ザ・イヤーさん「ディフェンスはブルース・リーと同じだ」

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某ディフェンシブプレイヤー・オブ・ザ・イヤーさん「ディフェンスはブルース・リーと同じだ」

大抵の選手はディフェンスでターンをするためのhips(ケツ、腰)を持っていない。

hipこそが僕が小さいガードやハンドリングのあるガードについていける理由。

ラッセル・ウェストブルックやディアロン・フォックスは僕よりも速い。

けど僕の横方向の速さや加速する方法は彼らよりも速い。

ブルース・リーは僕の人生哲学の一人。

最も速いのはストレートさ。フックじゃない。(ディフェンスも)それと同じだ。

ディフェンスをプレイするのはタフさ。鍛えられたhipとフットワークがないとね。

ーMarcus Smart Teaches Defense For 18 Minutesから一部抜粋/意訳。

上記の言葉はボストン・セルティックスのマーカス・スマートによるもの。

明らかに自分より素早いボールハンドラーのfirst step一歩目は止めたり遅くしようとするんじゃなくて、自分から相手進行方向にhip腰を開いて直線的についていく。(あくまで「スマートの解法」であって、「万人にオススメできる解法」かは私にはわかりかねます)

問題はそのhipをどうやって手に入れるかですけども、スマートが紹介してた練習方法は“pinky drag”というもの。
手の小指を床に引きずりながらサイドステップでベースライン→FTライン→ベースライン→ハーフコートライン→ベースライン→逆ベースラインと往復していく、途中で小指が床から離れたらはじめからやり直し」といった内容。

書いてるだけでトラウマがよみがえって疲れる(小指は引きずっていませんでしたが)。気をつけないと腰や膝への負担がとんでもないことになるので、ご注意を。

スマートは他にも沢山ディフェンスのテクニックや心得を伝授してくれていて、非常に面白い動画でした。生徒役をやってる方もスキルトレーナーで、ただ聞いてるだけじゃなくてどんどん質問攻めするのが素晴らしかったです。

例え僅かな1部分だとしても、自分の商売道具の秘訣を公開してスマートにメリットなんかなかろーもんですが、スマートも嬉しそうに生徒役の返答に“Exactly!”「その通り!」とか言って、汗だくになりながら“It’s all about reads.”「(相手を)読みとる/把握することが重要」とかステップバックへの対処法とかスクリーンナビゲイトの仕方とか、熱心かつ丁寧に説明していて“教えたがり”というか「バスケ好きなんだろーなぁ」って。

私がそれを活かせるわけではないんですけど、見ているだけで非常にありがたく面白かったのでオススメです。→Marcus Smart Teaches Defense For 18 Minutes

今回はこの辺で。ではまた。

NBA選手にブルース・リー信奉者が多いのは、ブルース・リーがカリーム・アブドゥル・ジャバーを倒したから?(違います)

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