【NBA】最近のカオスなNBAよりもカオスな1試合最高得点ランキング。現役と歴代選手、レギュラーシーズンとプレイオフでのランキングの違いは?
2023/12/15現在、ここ2、3日のNBA界隈ではカオスな出来事が相次いでおります。あまり楽しくない出来事・現時点では詳細のわからぬ出来事もあります故、詳しくは読者様自ら調べて頂くとして、当ブログでは明るいカオスにフォーカスするとしましょう。
まずは昨日のペイサーズ対バックス戦でヤニス・アデトクンボが1試合64得点でバックスのフランチャイズ記録を樹立。おめでとうございます。
昨日はヤニスを筆頭にモンスタースタッツを残した選手が多くいました。
昨日の各スタッツリーダー一覧
以前と比べ現代NBAでのモンスタースタッツ・各スタッツ量の増加は、よく「ペースの上昇」「時代の変化」といった言葉で片づけられたりもするんですけど、なんにせよ彼らが突出した活躍をした事は100%間違いありません。
改めて、ヤニスおめでとう。
苦しいチーム状況の中、奮闘するジェイレン・ジャクソンJrの44得点も立派です。31分41得点のジョエル・エンビードは流石の一言。
兎に角コートの内外で選手が“元気すぎる”2日間でしたね。
ついでに「1試合最多得点」に関するランキングをいくつか。
現役選手対象、レギュラーシーズン1試合最多得点ランキング。以下全て2023/12/15時点。
20位以上は皆60得点超え。ちなみに50得点以上は160例にもなります。55得点してもTOP40にすら入りません。
71得点したデイミアン・リラードが現在はヤニスと同チームで、他にも複数の超ボリュームスコアラーが同チームに合流する事は最早珍しくありません。
現代はとんでもない時代です。
んで
歴代でのレギュラーシーズン1試合最多得点ランキング。
・・・・・とんでもない時代なのは昔も同じでした。特にウィルト・チェンバレン、お前じゃい。
チェンバレンの時代はまだ3Pもなく、ブロックやスティール数も公式スタッツとしては記録されていませんでした。つまり、もしかしたら我々はまだチェンバレンを“過小評価”しているのかもしれません。
というか1試合100得点ですらチェンバレンにとっては、数あるアンブレイカブルレコードの一つでしかないのが恐ろしいです。
1962シーズンの1試合平均48.5分出場は99.99999%今後も破られない記録でしょう。コート上にいなかったのはたった8分33秒間だけ。それも2度のテクニカルファウルで退場になってのもの。
つまり1962シーズンのチェンバレンはチームがプレイしている間ベンチに一度たりとも座らなかったという事です。
私含め現代では、ポゼッションあたりや36分あたりでの得点数云々言いますが、超負けず嫌いなチェンバレンには「ポゼッション云々あたりでそんな凄いってんならもっと沢山出れば?」と一蹴されそうです。
次
現役対象、プレイオフ1試合最多得点ランキング。
歴代でのプレイオフ1試合最多得点ランキング。
現役対象・歴代共にプレイオフになって急浮上する名前がいくつかありますね。歴代で言うとマイケル・ジョーダンの名前が多くなっております。
・・・・他チームファンだった私はあまり思い出したくないのでこれ以上は何も言いませぬ。
というわけで次の話題
昨日の試合での見逃せぬ出来事の一つ。
ネッツ対サンズ戦、サンズはデビン・ブッカー&ケビン・デュラント&ブラッドリー・ビールが遂に揃い踏み。しかしビッグ3の初陣は惜しくも勝利とはなりませんでした。
そういえばレブロン&ドウェイン・ウェイド&クリス・ボッシュ、ヒートのビッグ3、通称ヒートルズも初陣は負けたんですよね。
2011ヒートの初戦ボックススコア。
なんだったらKDが新加入した2017ウォリアーズ、デスラインナップも初戦は負けてます。しかも29点差の大敗です。
しかし両チーム、後に連覇を果たしております。
2024サンズはどうなるか。シーズンはまだ4分の1を過ぎたばかり、長い目で楽しませて頂きます。
そして、このネッツ対サンズ戦はキャム・ジョンソンとミカル・ブリッジズのフェニックス凱旋試合でもありました。
トレードは悲しく感じる事も少なくありませんが、それだけに凱旋試合で温かく迎えられるシーンは心温まります。トリビュート映像も元チームメイトとのハグの交換も、全てが愛おしいです。
ニック・クラクストンが3Pを決めた事に驚いた様子のKDには大笑いしました。
“NBA選手三日会わざれば刮目してみよ”とはよく言ったもんです。(言ってません)
今回はこの辺で。ではまた。