NBA2023最強のデュオと最高のカムバックと最愛のカップルとアワード発表と。/ブルック・ロペス、ハーデン、サボニス、ハリバートン、エンビード、ヨキッチ、ヒールド、フルツ、ハーターetc.

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NBA2023最強のデュオと最高のカムバックと最愛のカップルとアワード発表と。/ブルック・ロペス、ハーデン、サボニス、ハリバートン、エンビード、ヨキッチ、ヒールド、フルツ、ハーターetc.

先日の記事で「世界一早いアワード発表」と宣ってMVP他各賞を選出しました↓。

本記事では引き続き、ちょっと変わった視点・独自の基準でアワードを発表していこうと思います。ただし、今回は「プレイイン/プレイオフ未出場選手対象」の制限は設けていません。

では早速

NBA2023カムバック賞:ブルック・ロペス

今季2023と昨季2022ブルック・ロペスのスタッツ一覧。※画像クリックで拡大

DPOYの候補でもありますから、今季2023のディフェンスの素晴らしさについては広く知れ渡っているかと思います。ショットブロック総回数リーグ1位、ショットコンテスト総回数リーグ1位(1363回。2位に400以上の大差をつけてのぶっちぎり)、ディフェンシブボックスアウト総回数リーグ6位、チームディフェンスへの影響度は高く、それでいてファウルトラブルは少ない。

これら重大な貢献・活躍を、昨季2022に背中を手術して25試合のみの出場にとどまった選手が78試合に渡って成し遂げたんです。

もう一度書きます。

昨季背中を手術した選手が今季レギュラーシーズン78試合出場してDPOY候補です。

昨季バックスはヤニス・アデトクンボとジュルー・ホリデーというAll-D選手が二人もいながらDefRtgはリーグ14位程度でした(Cleaning The Glass準拠)。

ディフェンシブアンカーのブルック・ロペスが戻る事により、ヤニスは本来の広範囲なエリアディフェンス・ヘルプディフェンスを展開しやすくなり、バックスは今季DefRtgで見事4位にまで返り咲きました。

もうね。結婚してくれ。

あ、昨季オフに婚約したんでした。

末永くお幸せに。

色々な意味で「おめでとう」と言いたいです。プレイオフでも期待しております。

その他候補はマーケル・フルツ、ジュリアス・ランドル、大怪我から復帰した選手全員。

マーケル・フルツは数字よりも楽しそうに伸び伸びプレイしてたのが何より嬉しかったです。
去年「マーケル・フルツは2023年最もエキサイティングなスラムダンカ―の一人になる」なんて言われても、私は信じなかったと思います。想像以上の苦労があったであろうだけに、エキサイティングさと同時にジーンと心へ染み入るものがあります。

フルツの今季ダンクハイライトへのリンク

次のアワードに移りまして

NBA2023ベストデュオ賞:ドマンタス・サボニス&ケビン・ハーター、タイリース・ハリバートン&バディ・ヒールド

はい。上記2組よりもタレントに優れたデュオはいます。ジョエル・エンビード&ジェームズ・ハーデンのピック&ロール/2メンゲームは超強力なオフェンシブウェポン。ジェイソン・テイタム&ジェイレン・ブラウンの3レベルスコアリングと隙間のないウィングディフェンス。他にも候補は沢山です。

しかし、私が選んだ2組は選手の片方は非オールスターで両方ともAll-NBA選出は未経験。4人共昨季途中から環境を新たにした選手たちです(ハーターは今季から)。

にもかかわらず、All-NBAやオールスター同士のデュオに負けず劣らずの強いコネクションを感じさせてくれます。

今季2023アシストコンボランキング(アシストを出した選手ともらった選手の組み合わせ)。※画像クリックで拡大

ドマンタス・サボニス&ケビン・ハーターは6位。タイリース・ハリバートン&バディ・ヒールドは7位。

互いのアシストスキルと3Pスキルが大きなシナジーを生み、足し算ではなく掛け算になっていた印象です。

ドマンタス・サボニス&ケビン・ハーターのいるキングスは今季OffRtgリーグ1位でもあります。

ハリバートン&ヒールドのペイサーズはOffRtgではリーグ21位ですが、ハリバートンは10.4APG(規定試合数に2試合足らずランキング入りはならず)、ヒールドはリーグ2位の3P成功数で、その内約3分の1がハリバートンのアシストからです。

「互いが互いの長所を活かし、より大きくする」って意味で、この2組はリーグ屈指のデュオで、当ブログが選ぶNBA2023ベストデュオ賞受賞と相成りました。

やっぱりジョエル・エンビード&ジェームズ・ハーデン、ニコラ・ヨキッチ&誰でも、も捨てがたいんですけどね。

デュオ結成以降無敗を続けながらも、未だ余力を感じさせるデュオもいますし。

“カップル感”が凄い写真。東京五輪でのもの。

なにはともあれ、デュオ結成からまだ日は浅いですので、是非長く楽しませてほしいです。

今回はこの辺で。ではまた。

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