NBA2023ポストシーズン突入。プレイオフ第2シードvs第7シードの組み合わせが決定。/NCAA優勝を経験した選手はNBAプレイオフ未経験でも化けるのか。/レイカーズ、ホークス、ウルブズ、ヒート、レブロン、マイク・コンリーetc.
本日2023/4/12よりポストシーズン突入。
プレイイントーナメント初戦は
イースト8位アトランタ・ホークスvs7位マイアミ・ヒート。
結果は
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点差は11点差ですが、それ以上にヒートの懸念点・次戦への不安が浮き彫りになったように思います。
まずインサイド。
リバウンドでホークス63対ヒート39。
ペイント内ポイント、ホークス64対ヒート46。
2ndチャンスポイント、ホークス26対ヒート6。
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オフェンシブリバウンにいたってはホークス22対ヒート6。
今季2023レギュラーシーズン1試合平均オフェンシブリバウンド数1位はロケッツの13.6本です。それよりも約8本も多くとられてしまいました。
こうなるとヒートのセンター、バム・アデバヨを叱りたくなる気がしますが、「アデバヨがリバウンドを奪われた」ってシーンは、かなり厳しく見ても22本中2,3回ほどです。
22本中8本がクリント・カペラによるもので、カペラは主にジミー・バトラーやカイル・ラウリーらにボックスアウトされてる時に荒稼ぎし、他のホークス選手も明らかにヒートの「サイズ不足・ボックスアウトの欠如」を弱点と見なしオフェンシブリバウンドを積極的に狙っていました。
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ラッキーなものもありましたが、カペラ以外も満遍なくオフェンシブリバウンドを取得。これはホークスHCクイン・スナイダーのゲームプランによるところも大きいと思います。
オフェンシブリバウンドに積極的になるという事は相手に速攻やアウトナンバーを与えやすくなるリスクがありますが、結果的にファストブレイクポイントもホークス17対ヒート12でホークスがリード。
ホークスはシューティングタッチは決して好調ではありませんでしたが、こういう粘り強い勝ち方が増えるとなると今後が更に楽しみになります。
・・・・・トレイ・ヤングのトレードの噂は聞かなかった事にしましょう。少なくとも今季中は。
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なんにせよ、ホークスの勝ち方とヒートの負け方、両方が予想外な形で面白い試合でした。お見事。
両チームの次戦・修正を楽しみにしましょう
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ウルブズvsレイカーズ
・・・・・両チームとも第8シードになって第1シードのナゲッツと当たりたかったんですかね?
いや冗談ですけど。冗談でもそう思っちゃうくらい4Qにミスが増え、得点が止まりました。
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ウルブズはカール・アンソニー・タウンズのファウルトラブルとアンソニー・エドワーズの不調で、攻め手と積極性が損なわれ、4Q残り6分からOT終了までの11分間で僅か7得点。アンソニー・デイビスの痛恨の4Q終了間際の3Pへのファウルがなければ、6分間無得点のまま試合終了でした。
敗れはしましたが、試合を引き締めてくれたマイク・コンリー様様です。
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レイカーズは内容的には満足いくものではなかったと思いますが、終わってみれば各々やるべきことをやってくれました感。
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短期決戦では何より結果が大事でしょうし、リーグ屈指のヤングコアを持つグリズリーズとの対戦にはワクワクせざるを得ません。因縁もあり、そこに八村塁がいるんですから尚更です。
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2023/4/12現時点でのスケジュール。
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今回はこの辺で。ではまた。
おまけ。
現役NBA選手でNCAAトーナメント優勝を経験した選手のリスト。2023/4/12時点。※画像クリックで拡大
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思ったより少ないです。近年は海外リーグ・Gリーグ・AAU(※)での活躍を重視するスカウトも増えたでしょうから、それも一因ですかね。
※:Amateur Athletic Union。全米アマチュア体育連合。若いアマチュア選手を対象とした組織。選手を集め、年がら年中トーナメントを開催・管轄してます。その功績とともに、勝利至上主義に見える姿勢やスポーツビジネスとの不健全な関係性を批判される事も。
昨季2022ホゼ・アルバラードがブレイクした直後は、全米各地のAAUトーナメントでニンジャスティールを狙う若い選手が急増。AAUのコーチたちが苦笑い。なんて微笑ましいニュースも。
AAUホームぺージへのリンク
なんにせよ、プレイオフでの貢献に上手く変換してくれる事を期待しましょう。