【NBA2023プレーオフ】ジミー・バトラーとプレイオフ・ジミーとコーヒー屋さんと第8シードによるアップセットの歴史と。/マイアミ・ヒート、ウォリアーズ、グリズリーズ、ニックス、デンバー・ナゲッツ、シクサーズ
第8シードのマイアミ・ヒートが第1シードのミルウォーキー・バックスを破り4勝1敗で1st Round突破。
アメイジング以外の何物でもありません。兎に角ジミー・バトラー&ジミー・バトラー&ジミー・バトラーです。
「バスケは5対5のスポーツだからベンチ含め全員大事。ヒートの皆が頑張り掴み取った勝利」、それは勿論そうなんです。
でも今シリーズについては多くを語るのは野暮。語るとしたら、ただ一言。
ジミー・バトラー!!その一言だけです。
現在試合終了直後の興奮冷めやらぬ状態で書いてるので誤字脱字・書き漏らし・その他諸々酷い記事かもしれませんが、今日はもう余韻に浸っていたいので推敲しません。見苦しい箇所があったらごめんなさい。
ヤニス・アデトクンボの怪我は残念でしたけど、とんでもないシリーズで最高に面白いシリーズでした。
マイアミ・ヒートおめでとう。
バックスも苦しい状況の中で良い勝負を見せてくれてありがとう。これで終わりじゃありません、来季2024期待しております。
今回はこの辺で、ではまた。
・・・・・
・・・野暮と知りつつ、やっぱり余談。
ヒートはレギュラーシーズン成績では7位で、プレイインの結果を受けての第8シード。なのでバックス関係者はプレイインでヒートを破ったホークスを恨むべきです。(冗談です)
とにかく第8シードが第1シードを破ったのは今回で6例目。
以下はその前例たち。
史上初は1994デンバー・ナゲッツがシアトル・スーパーソニックスに3-2で勝利。
マウント・ムトンボ!
続くカンファレンスセミファイナルでもユタ・ジャズを相手に0勝3敗から3勝3敗のタイにまで持ち込む大健闘。NBAとアフリカ諸国両方への功労者であるディケンベ・ムトンボには2022年10月に「脳腫瘍の治療を受けている」との報道がありました、お早い回復を願っております。
2例目1999ニューヨーク・ニックスがマイアミ・ヒートに3-2で勝利。
カンファレンスセミファイナルでもホークスを破り、カンファレンスファイナルでは宿敵レジー・ミラーのいるペイサーズを破り、NBAファイナルまで進出。途中パトリック・ユーイングの離脱もあった上での大躍進で、ニックスの時代の移り変わりが感じられて少しだけ寂しかった思い出。
3例目2007ウォリアーズがマーベリックスに4-2で勝利。
We Believe!
アップセットってだけじゃなく、元マーベリックスHCのドン・ネルソンHCの存在等レギュラーシーズン中から伏線が張り巡らされていた好シリーズでした。マーベリックス、ダーク・ノビツキーにとっては苦い思い出でしょうけど、この経験で2011優勝の喜びがいくらか増した気もしますのでオールOKって事にしましょう。
4例目2011グリズリーズがスパーズに4-2で勝利。
Grit & Grind!
グリズリーズフランチャイズ史上初のプレイオフシリーズ勝利でもありました。
今日2023/4/27の試合でグリズリーズはレイカーズに勝利し2勝3敗。1勝3敗からのカムバックも今まで13例しかない希少な例ですけど、アップセットの経験が活きるかも?
当時の選手はいませんがGrit & Grindの精神は不滅って事で。
並べて見るとどのチームも「タフ」って言葉が似合うチームな気がしますね。
5例目2012シクサーズがブルズに4-2で勝利。
第1戦でブルズとデリック・ローズの運命を大きく変えたACL断裂があったため、快挙として明るく語られる事は少ないように思います。正直私も思い出すと悲しい気持ちの方が強いです。
しかし、それでもシクサーズが素晴らしかった事に違いはありません。
そして、2012シクサーズには今回悔しい思いをしたドリュー・ホリデーもいました。当時3年目で21歳ですけど、顔の印象はあんま変わらんですね。常に仕事人って表情です。
人に歴史あり。
バックスにとって今回の敗戦はつらい歴史だと思いますが、明るい未来への糧となる事を期待しましょう。