【NBA】優勝チームの長所とそれを抑えたチーム。2ndチャンスポイントランキング。各位置毎で最も多くパスを出した選手グラフ他。/ナゲッツ、ウルブズ、ニックス、エドワーズ、ヨキッチ、マジック、キャブス、ゴベア、ナズ・リード、エンビード、アンソニー・デイビス

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優勝チームの長所とそれを抑えたチーム。2ndチャンスポイントランキング。各位置毎で最も多くパスを出した選手グラフ他。

昨日2024/5/5の試合結果。

何よりまずは

アンソニー・エドワーズ!

兎にも角にも“魅せる”点の取り方をするこの男。22歳以下でプレイオフ3試合連続35得点以上を記録した4人目の選手に。それすらも「Ant伝説の通過点」に過ぎないでしょう。

多忙ながら取り上げたい事がもう一つ。

ウルブズはナゲッツのオフェンシブリバウンドを僅か3つ、2ndチャンスポイントを3得点に抑えました。

ナゲッツはレギュラーシーズンOREB%でリーグ6位のチームです。ニコラ・ヨキッチは2ndチャンスポイントでリーグ5位です。

今季2024レギュラーシーズンOREB%ランキング。

今季2024ナゲッツの試合をオフェンシブリバウンドが少なかった順に並べたモノ。

「勝敗に直接相関関係がある」と言うには弱すぎますが、ナゲッツにとってオフェンシブリバウンドが武器であることは間違いなく、それを抑えたルディ・ゴベアらのボックスアウト・ポジショニングは素晴らしかったです。逆にナズ・リードのプットバックスラムも素晴らしかったです。

今季2024レギュラーシーズン2ndチャンスポイントランキング。

今季2024レギュラーシーズン、ナゲッツ選手の2ndチャンスポイント一覧。

レイカーズとのシリーズ勝負所で顕著だったように、ナゲッツのスターティングラインナップはオフェンシブリバウンドからの得点がお上手。

ナゲッツの3Pは41.9%高水準でしたがヨキッチはFG11/25.TS56.1%,7tovの32pts。

「ナゲッツ/ヨキッチがたまたま不調だった」云々ではなく、正真正銘ウルブズの強さが際立った試合でした。

私は1試合1プレイ毎に超過剰反応するタチなので「これナゲッツどうやって勝つんだろ?」「アントは本当にMJの息子なのかもしれん」とまで思いました。先に「スタミナ切れのてい」を見せたのがナゲッツだったのも印象的でした。ナズ・リードはナズリードでしたし。まずはウルブズの完勝と言って良い内容だと思います。

と、普通ならウルブズを褒めて終わるところですが、そこはナゲッツです。逆境に慣れているチームです。ヨキッチ/マレー時代のナゲッツは過去プレイオフ、勝敗数でリードされた後にシリーズ逆転勝利した事が4回(2019対スパーズ、2020対ジャズ、2020対クリッパーズ、2021ブレイザーズ)。内3回は先勝されながらの逆転でした。

言い換えると修正・アジャストメントに長けているチームです。今プレイオフで一貫しているスロースタートっぷりをどう修正するのかは非常に気になります。

挨拶代わりの様に1Qor前半で二桁ビハインド。これもある程度は計算の内なんですかね?

両チーム沢山観たいんで9試合制のシリーズにしましょう。

・・・・・・それにしてもティム・コネリー凄いな。

ナゲッツのコアメンバー、ウルブズではゴベアやマイク・コンリーらを集めたティム・コネリー。元々ナゲッツで有能視されたPOBOでしたが、ウルブズから株式の一部を譲渡される超好待遇でヘッドハンティング。ドラフト手腕も実績豊富な印象です。
デンバーのスポーツバーに訪れファンを驚かせるティム・コネリー。

最後におまけ。

今季2024レギュラーシーズン、誰がどの位置から最も多くパスを出したかの図。

若干「閲覧注意」な気がする画像。引用元:Todd Whitehead

別バージョン。

今回はこの辺で。ではまた。

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