NBAドラフト指名権シミュレーターと複数NBAデータサイトによる2023順位・プレイオフ予測とモックドラフトと侮るべからずなチームたちと。/バックス、キングス、セルティックス、マーベリックス、OKC、レイカーズ、ウォリアーズetc.

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NBAドラフト指名権シミュレーターと複数NBAデータサイトによる2023順位・プレイオフ予測とモックドラフトと侮るべからずなチームたちと。/バックス、キングス、セルティックス、マーベリックス、OKC、レイカーズ、ウォリアーズetc.

本日2023/4/4は試合なし。「嵐の前の静けさ」であります。

嵐の前に気になるのは天気予報。

というわけで、複数NBAデータサイトの天気予報(「予測モデル/システム」を用いた機械的・数学的予想)を見てみましょう。

まずはBBall Index。以下全て2023/4/4時点。※画像クリックで拡大

イースト順位確率予想。

イーストプレイオフ成績予想。

まず気になった部分は、バックスの方がレギュラーシーズン成績が良いにもかかわらず、セルティックスの方が優勝確率他が高くなっています。

この予測傾向は、後で紹介する他サイトの予想でも同様です。

プレイオフで出場時間の増えるスターターラインナップの数字(ラインナップNetRtg他あくまで数字上で)はセルティックスの方が高いのが一因でしょうか。直接対決の結果も考慮されてるのでしょうか(バックスの1勝2敗。バックスの1勝はスターターが4人不在のセルティックスに対してOTまでもつれこんでのもの。2敗はブロウアウト)

バックスはクリス・ミドルトンの長期不在やヤニス・アデトクンボもちょいちょい欠場を挟んでいた(今季16試合欠場)ので、「過小評価されてる」というよりは「予測が難しい」と言った方が良いかもしれませんね。
グレイソン・アレンの負傷も気になる所です。今季’23ヤニスは昨季改善したミドル・ロングミドルの効率が落ちてしまったので、シューターの存在・「ウォール」(ドライブを防ぐためのダブルチームや極端に早いヘルプ)への対策は重要になると思います。

ヤニスの距離毎のアテンプト割合と確率。

ただ、そういった不安要素を抱えた上での好成績ですから、それだけバックスは盤石という事でもあります。
オフェンスでもヤニスのみならず、ジュルー・ホリデーらいつ大爆発してもおかしくありませんからね。ヤニスのフリースローや3Pもクラッチで成功させたのを何度も目にしてます。

7位から10位のプレイイン圏内は確率的にも、どう転んでもおかしくない数字です。

ブルズはここ13試合で9勝4敗。勝利の中にはナゲッツ、シクサーズ、グリズリーズと上位チームも含まれていますし、上り調子にポストシーズンへ突入出来ればもしかして?
ロンゾ・ボールの怪我や暗いニュースも多かったですし、なにはともあれ、明るい形でシーズンを終えて欲しいです。

次。

ウエスト順位確率予想。

ウエストプレイオフ成績予想。

とりあえずキングスは怒って良いです。第3シード(まだ確定ではありません)にもかかわらず、優勝確率はプレイイン圏内のレイカーズ、ウルブズ以下と予想されております。

念を押しますが、以下含めこれらはあくまで機械的な予測であって、概要はあれど詳細な計算式は公開されてないので、何がどうなってこの数値になったかの詳細も不明です。

ただキングスに関しては、プレイオフ経験が他プレイオフチームと比べ圧倒的に少ないのがこの数値に繋がったのかもしれません。
ディアロン・フォックス、キーガン・マレー、マリーク・モンク、デイビオン・ミッチェル他複数名はプレイオフ未経験。ドマンタス・サボニスは1st roundのみで13試合で2nd round以降は未経験。
ウォリアーズで優勝経験のあるハリソン・バーンズ、ホークスでカンファレンスファイナル進出経験のあるケビン・ハーターの存在がより重要になるかも?

過去優勝した全ての選手、どんな選手、どんなチームだろうと経験が浅いのを経て優勝したわけですし、侮るなかれ。

何よりキングスにはビームがあります。

5位~11位予想はまだまだ混沌とした様相。

マーベリックスのプレイオフ進出確率もゼロではありません。残り3試合を全勝かつOKCが1勝2敗、もしくはウルブズが3戦全敗でプレイイン進出。
残り3試合を2勝1敗かつOKCが3戦全敗、もしくはレイカーズが4戦全敗でもプレイイン進出。

マーベリックスは残り3試合の相手がキングス、スパーズ、ブルズ。
OKCは残り3試合の対戦相手がグリズリーズ、ホームウォリアーズ(ウォリアーズ側のホーム、つまり超難敵です)、ジャズ。

いずれにせよ、マーベリックスがプレイオフ進出のため負けて良いのは1試合だけ。プレイオフ進出にはプレイインで2連勝しなければなりません。

OKCは開幕前にチェット・ホルムグレンの全休決定、シーズン終盤にケンリッチ・ウィリアムズの離脱などでインサイドワークの出来る人材が不足(リーグ全体でその傾向にありますがOKCは特に。主にリバウンド)。SGAも消耗が見える中で皆大奮闘。
ジェイリン&ジェイレン・ウィリアムズのルーキーデュオもチームの危機を救わんとようやっとりますから、こちらも応援したくなります。

左がジェイリン・ウィリアムズ(愛称ジェイ・ウィル)、右がジェイレン・ウィリアムズ(愛称ジェイ・ダブ)

雑にまとめると

「人事を尽くして天命を待て」

です。

続いてFive Thirty Eightの各種予測。

ESPNのプレイオフ予測。※画像クリックで拡大

とりあえず以上。

基本的にポストシーズン展望のような記事内容ですが、今季プレイオフ進出の叶わなかったチームにも楽しみはあります。

獲得できる指名順位予想、各サイトのモックドラフト(私がよく見るのはNBA DRAFT NETのもの)、ロッタリーシミュレーション等です。

BBall Indexによる獲得指名順位予測。

あくまで予測で、トレード、プロテクト、スワップ等もあるので獲得した指名順位がそのまま使われるわけではありません。

NBA DRAFT NETのモックドラフト(1巡目のみ)。

NCAAトーナメントの結果を受けて、また変動すると思われます。

Tankathonのロッタリーシミュレーター(リンク先のボタンを押すとクジ引きをしてくれます)。

仮にプレイオフ進出を逃したとしても希望はいくらでもあります・・・・・マーベリックスを1位にするのに20回くらいボタンを押しましたが。
右側のスタッツは36分あたりのもの。

NBAの楽しみ方は多種多様千差万別。NBAは全くもって懐が深いものであります。

今回はこの辺で。ではまた。

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