【NBA】NBA2024スーパースターのドラフト前評価まとめ。ドラフト前のレブロン、ステフィン・カリー、KD、カワイ、ヤニス、ヨキッチらへの採点と比較対象を見返して考える「事前評価の難しさ」。/レイカーズ、ウォリアーズ、サンズ、クリッパーズ、バックス、ナゲッツ

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【NBA】NBA2024スーパースターのドラフト前評価まとめ。ドラフト前のレブロン、ステフィン・カリー、KD、カワイ、ヤニス、ヨキッチらへの採点と比較対象を見返して考える「事前評価の難しさ」。

“成長”とは全く持って尊く、見ていて楽しいモノです。

私が飽きもせず何十年もNBAも見続けているのは、選手・チーム・リーグ・バスケそのものが絶えず成長し変化している事も大きな要因です。

選手・チームの欠点や不出来だった試合も「新たな成長の糧・種」だと思えば愛しくもなります。わたくしは常に菩薩の如く慈悲深く試合を観ています・・・・・・

ウソです。しょっちゅうこうなってます↓。

いや、まぁ菩薩云々は言い過ぎですけど、以前と比べミスや欠点に対して寛容になってきたと思います。レギュラーシーズン中ならば贔屓のチームの敗戦にイライラする事も(多少は)少なくなりました。

理由は前述の通り、成長・改善の過程が楽しめるからです。成長改善は保証されているわけではありませんが、そこ含めドキドキワクワク出来て楽しいもんです。

本記事では、2024/2/14現在のスーパースターたちがスーパースターへと成長する前の姿、ドラフトサイトNBA DRAFT.NETでの評価を一部抜粋して眺めてみましょう。

まずはレブロン・ジェームズ

NBA DRAFT.NETでの評価。

20年近く前の話なので数字での採点はありませんが、分析内容ではひたすらにパススキルが褒められております。選手比較もマジック・ジョンソンになっていますしね。他に挙げられている長所は、やはりフィジカル。

短所ではフリースローの確率。「堅実さよりも派手さを求めるフシがある」との記述も。

元記事ではもっと詳しく分析されていますので気になる方は下記リンク先へどうぞ。

元記事へのリンク

ドラフト前比較対象とのキャリアスタッツ。以下全て2024/2/13時点.

ステフィン・カリー

比較対象は日本でプレイした経験もあるマクムード・アブドゥル・ラウーフ

挙げられている長所は、やはりアウトサイドシュート。オフボールでの良さやリリースの早さなど、今とそう変わらずです。

短所は瞬発力とフィジカル、ディフェンスでの「スクリーンへの対処」を懸念する記述も。

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ドラフト前比較対象とのキャリアスタッツ。

ケビン・デュラント

長所は、長さとジャンパー。スコアラーとしての能力面・精神面両方で極めて高い評価を得ております。結果を知っていると当たり前の事しか書いてないように思えちゃいますね。

短所は、競争に対する姿勢。特にディフェンスの取り組み方やフィジカル改善を疑問視されていました。

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ドラフト前比較対象とのキャリアスタッツ。

カワイ・レナード

長所の記述はKDと同じく、長さとジャンパーが強調されています。

短所では不安定さが挙げられています。ジャンパーも褒められつつフラットな軌道を不安視され、リムフィニッシュでの苦労も指摘されています。

意外な事にディフェンス面の記述が少ないんですよね。むしろ「頻繁にギャンブルする」としてネガティブ寄りです。

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ドラフト前比較対象とのキャリアスタッツ。

ヤニス・アデトクンボ

長所は・・・・・・いや全方位ベタ褒めで絞れません。モックドラフト順位は15位ですけど、記述内容ではフィジカルからパススキル、ディフェンス、BBIQ、シューターとしても向上中と「何故これで15位評価で、比較対象がニコラ・バトゥームなのか」と小一時間問い詰めたくなる内容です。

ただ短所では打って代わって冷静な評価に。瘦せすぎな事から下半身の強化方法や成長の仕方を心配されてます。他にはオフボールムーブ、スペースの活用法やスクリーンのかけ方、経験などを疑問視されています。

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ドラフト前比較対象とのキャリアスタッツ。

ニコラ・ヨキッチ

長所はBBIQと長さとワーク・エシック(労働倫理)が強調されています。モックドラフト順位が53位だけあって記述が少なめでパススキルについての記述もなしです。

短所ではフットスピードや跳躍力など運動能力を大いに疑問視されています。「まだ若いが、彼の天井は非常に制限されているように見える」との記述もあり、やはり全体的に厳しい評価です。けど記述の最後に「2014ナイキフープサミットでのアウトサイドシューティングには感心した」とのメモが添えられていて、ちょっとホッコリ。

元記事へのリンク

ドラフト前比較対象とのキャリアスタッツ。

とりあえず以上。今回は優勝経験のある選手を取り上げましたが、他選手についてはまた後日にでも。

元記事は引用しきれないくらい微に入り細を穿つ分析がなされていますので、気になる方は是非リンク先へどうぞ。全体的に、その時点での現状分析をしつつ成長方向も予想していて中々面白いです。勿論そのどれもが正解となるわきゃないんですけど、良い感じに好奇心を刺激する文章で、読み返して尚楽しめる二度美味しい記事です。

The Ringerのケビン・オコナー(過去複数チームのスカウトやジャズのGMも経験したライター・アナリスト)はドラフト前キリアン・ヘイズに非常に高い評価を与えた事でめっちゃ揶揄されますけど、もうね、文字通りNBA全30チームの人事関係者ほぼ全員が未来の2MVP&ファイナルMVP(ヨキッチ)を一度スルーしちゃったんですから、やっぱ事前評価ってのは難しいです。

ケビン・オコナーは2024モックドラフトでもキリアン・ヘイズと同じフランス出身選手へ高い評価を与えている事で「フランスに人質でも取られてるん?」とのジョークも。
ケビン・オコナーの2024モックドラフトへのリンク

今回のNBAスターのドラフト前評価まとめはこの辺で。ではまた。

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