2024シーズン開幕からプレイオフ直前まで、各チーム各選手への期待・評価・オッズはどう変化したか。パワーランキングとオッズの変遷。ウェンビーのシーズン前半後半スタッツ比較他。
昨日2024/4/20の試合結果。
というわけで、NBA2024プレイオフ1st Roundの組み合わせ&日程が決定。
日本時間2024/4/21午前2時から放送開始なので、本記事が閲覧されてる頃にはいくつかの試合が実施済みでしょうか。
本記事では各ベッティングサイトのオッズを見てみましょう。
2024プレイオフ開幕直前(2024/4/19時点)での優勝オッズ。
セルティックスが大本命視、ナゲッツが僅かに差をつけられ2番目。以下はOKC、マーベリックス、クリッパーズ、シクサーズ、バックス、サンズ、ウルブズ、レイカーズあたりまで団子なオッズ。
レギュラーシーズン開幕直前(2023年10月初旬)の優勝オッズ上位はこんな感じでした↓。
昨季終了直後のThe Athleticのパワーランキング。
昨季終了直後のESPNのパワーランキング。
ウルブズとOKCはいずれも15位付近。大方の予想を覆した両チーム、最早周囲の評価など気にも留めていないでしょう。
ついでにオッズをいくつか。
昨季終了後2023/7/10時点でのMVPオッズ。
開幕前はニコラ・ヨキッチ、ヤニス・アデトクンボ、ルカ・ドンチッチの3人が近いオッズで有力視。次いでジョエル・エンビード、ジェイソン・テイタム以下略といった感じでした。恐らく今季MVP投票で3位内に入るであろうシェイ・ギルジャス・アレクサンダーはおおよそ9番人気。MVPがどうなるかはまだわかりませんが、「良い意味で人々を最も驚かせ、ファンを喜ばせた選手」と言えるかもしれませんね。
ちなみにビクター・ウェンバンヤマはNBAデビュー前にクリスタプス・ポルジンギスやCJ・マッカラムと同程度にはMVP受賞を期待されておりました。
で、2024/4/20現時点でのMVPオッズはこんな感じ↓。
以下、各賞に関するネタバレ的な内容が多分に含まれますのでご留意下さいませ。
実際のMVP投票について大まかに説明しますと、MVPや大抵のアワードはメディアパーソン100人による投票で決定されます。で、ありがたいことに有志のNBAファンが有権者の投票内容や、投票内容を公開したメディア媒体を随時グーグルスプレッドシートに更新してくれていまして(リンク。発表前に大体の結果はわかってしまうので、ネタバレが嫌な方は要注意)、有権者たちの詳細な意見を聞くのが随分と容易になりました。
各々同意出来る部分出来ない部分はあるでしょうし、どうしても「贔屓の選手が選ばれなかったor充分な票を得られなかった」云々は受け入れづらいかと思いますが、新しい見識・見所も発見出来ますのでオススメです。私はオフシーズンになって確認する事が多いですね。試合を見返すキッカケにもなりますし。2024 MVP Vote Trackerへのリンク(MVP以外の各賞の投票内容も載っているので、くれぐれもネタバレ注意です)
続いてDPOYとROTYの現時点オッズ。
DPOYはルディ・ゴベアが大本命、続いてウェンビー。オッズ上での実質的な候補はこの二人だけですね。
ROTYはウェンビーが大本命。シーズン中頃まではチェット・ホルムグレンと拮抗していましたし、他にも有望なルーキーは沢山いましたが、如何せんウェンビーはエイリアン過ぎます。シーズン後半になってアイテストでも数字的にもインパクトが増しました。
ウェンビーのシーズン前半35試合の平均スタッツ。
シーズン後半36試合の平均スタッツ。
画も上手い。
個人的にホルムグレンの82試合出場には勇気づけられました。細身の高身長選手には怪我の不安を感じてしまって、昨季2023全休が決まった時はこんな記事を書いていたんですけど↓
まさか全試合出場してくれるとは思ってもみなかったです。嬉しい驚きです。前述のSGAもいますし、今季OKCは兎に角嬉しい驚きに満ちたチームと言えますね。ウェンビーもスパーズもOKCも皆若いですから、末永く切磋琢磨して是非ともビッグマン業界を更に盛り上げて下され。
ビッグマン達の今季スタッツ一覧。
というか来季ウェスト群雄割拠っぷりっが凄そうですね、グリズリーズも有力選手復帰が多数ですし、若いチームだけでなくレイカーズとウォリアーズもレブロンとステフがいる以上は超絶オールインしそうですし。
イースト含めどうなることやら。
最後に
“Yuta the Shoota”こと渡邊雄太がNBAからの引退を表明。来季からBリーグでプレイする事に。
今回はこの辺で。ではまた。