【NBA】開幕直後の予測モデルによるMVP&得点王予想とテンションの変動がスゴい新HCと苦労人チームと色々。/バックス、レイカーズ、シクサーズ、サンズ、ラプターズ、オーランド・マジック、ヤニス、エンビード、ヨキッチ、SGA、レブロン、ナゲッツ、リラード

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【NBA】開幕直後の予測モデルによるMVP&得点王予想とテンションの変動がスゴい新HCと苦労人チームと色々。

ラプターズの新HCダーコ・ラヤコビッチ。

もう好き。大好き。

若手芸人みたいなテンションから急に良い事を言い出すダーコ・ラヤコビッチ。

昨日2023/10/26は12試合もあって記事を書く時間がなかったんですけど、どの試合も注目に値する好試合でした。

件のウルブズ対ラプターズ戦ではラプターズ新加入デニス・シュルーダーが早速存在感を発揮し、OG・アヌノビー&スコッティ・バーンズの“ウィングスパン220cmデュオ”も二人で8ブロックと攻守で活躍。

ラプターズにはトレード・解体の噂も多いですが、どうなるにせよ、勝利と選手の活躍は今後にとって大きな収穫でしょう。ラプターズはタンキングをする(最下位を狙う)には良過ぎるチームで、2024ドラフトクラスは例年と比べ評価も高くありませんし、解体するにしても選手の評価は高い方が得られるものは大きくなります。

そんな野暮な事持ち出さずとも、単純に勝ちに行ってくれた方が面白いですし。

というわけで全勝狙って下され、そしてまた面白い試合と良い雰囲気のロッカールーム風景を見せて下され。

もう1チーム取り上げたいのはオーランド・マジック

マジックというと、昨季ROTYパオロ・バンケロやW杯覇者フランツ・バグナーなど「若い才能に溢れたチーム」とイメージする方が多いのではないでしょうか。

勿論それはその通りで、昨日の開幕戦でもスターターの内3人はルーキー契約中で残りの二人も25歳以下。ロスターで30歳以上はジョー・イングルス36歳だけ。

しかし、私にとってマジックは「先が楽しみなチーム」というだけではありません。

マジックはジョー・イングルス、マーケル・フルツ、ゲイリー・ハリス、ジョナサン・アイザック、モー・バグナーと大怪我やウェイブの憂き目に遭った状況からカムバックを果たした実力者苦労人の集まりでもあるんです。

ジョー・イングルスは元々ドラフト外から27歳でNBA入りした苦労人で、そこからジャズで実績を重ねるも2022年に左ひざ前十字靭帯断裂。ブレイザーズ、バックスを経て今季からマジックと契約。

マーケル・フルツはドラフト1位指名を受けながら肩・ひざの怪我に苦しみ・・・・・書いてて切なくなってきたし楽しい話題でもないので以下は省略しますが、兎に角マジックは「実力を示しながら怪我に泣いた」って選手も多いのです。

そんな彼らが楽しそうにバスケをしている姿を見てるだけでも、私“万感の思い”であります。

ホームでの開幕戦を快勝で飾りました。
昨季から引き続き、ACL断裂したとは思えないスラムを披露するフルツ。
同じくアクロバティックプットムーブとモンスターブロックを披露するジョナサン・アイザック。
ベンチから11ptsと貢献したゲイリー・ハリス。ナゲッツが強豪へと至る礎を築き、最後にアーロン・ゴードンのトレード相手になるという大仕事もしました。コート上でもしょっちゅうニコニコしてます。

ガベージタイムで5分のみの出場ながら、ルーキーのアンソニー・ブラックも観衆とベンチを大いに沸かせました。

好ブロックを見せるもファウル判定。コーチのチャレンジにお客さんとベンチは大盛り上がりし、無事覆りました。5分の出場で2blkFG2/2の5pts、私からの評価は100点満点。

今後も要注目です。

“80年代SF映画”感のある写真で好き(主にバンケロ)

最後に、気の早すぎるMVPトラッカーとSimple Projection Systemでの得点王予想を見てみましょう。たった1試合での数字なので、「単なる今後への余興」とでも捉えてもらえますと幸いです(※)。

※:MVPトラッカーSimple Projection SystemはデータサイトBBRによる機械的・数学的な予測です。過去のデータや比較的シンプルな計算式に基づいた予測ですので、選手への評価として見るよりも「統計的・実験的なお遊び」として楽しむのが良いと思います。詳しくは各リンク先へどうぞ

まずは2024MVPトラッカー。2023/10/26時点(つまり本日2023/10/27の試合は反映されておりません)

SGAが45.8%で1位、ヨキッチが30.3%で2位、ドンチッチが5.5%、ドノバン・ミッチェル4.8%以下略。

繰り返しますが1試合のみでの数字です。なので実際に可能性があるか云々より、開幕試合で彼らが素晴らしい活躍した事を称えるが吉でしょう。ハリソン・バーンズ、CJ・マッカラムら若手に交じったベテランの活躍はやっぱり嬉しいです。

続いてSimple Projection SystemによるNBA2024PPGランキング予測。

ヤニスとエンビードの一騎打ちな感じですね。

さほど意外な名前がなくて面白味もないっていう。機械的な予測ですから致し方ないんですけどね。強いて言うならリーグ最年長おじさんが11位にいて、ビックリするべきか「もう慣れた」とすべきなのかよくわからない感。

ちなみにSimple Projection Systemは現在3年連続で得点王予想を外しています(2021をハーデン、2022をステフ、2023をヤニスと予測し実際は2021ステフ、2022エンビード、2023エンビード)

今回はこの辺で。ではまた。

おまけ。

アンソニー・ブラックはドラフト直前にニコラ・ヨキッチからアドバイスを受けていた事でも話題になりました。

ドラフト直前にニコラ・ヨキッチから「ドラフトでの幸運を願っているよ。けど(指名順位は)重要じゃない。僕は41位指名で誰からも注目されなかった。ただ一生懸命に働き、君が信頼する良き人と一緒にいるんだ」とのボイスメールを受けとるアンソニー・ブラック。リンク

含蓄のあるアドバイス内容と共に「この二人の繋がりは何だ?」という疑問が多くの関心を引き寄せ

「ヨキッチのアメリカでのエージェント繋がりではないか」(ヨキッチのエージェントはセルビア人ですがアメリカのエージェンシーとも付き合いが多いため)とか

「ヨキッチのマジック入りの前兆」とか

「二人ともイカした髪型してるからへアスタイリスト繋がりではないか」とか

冗談やら何やら、様々な憶測を呼びましたが真相は謎のままです。(私の知る限りでは)

個人的にはヘアスタイリスト説を推したい。

↑は某ナゲッツファンが作ったコラですけど

普通に伸ばすと結構な二枚目だと思います。

オフ中プールで記念撮影に応じるヨキッチ。

追記:デイムタイム!!

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