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【W杯予選】ハンガリー対リトアニア。ドマンタス・サボニス、17pts4ast。ヨナス・バランチュナス、17pts8reb。アダム・ハンガ21pts。
良い試合でした。
試合はリトアニアがリードを保つ時間帯が長かったものの、ハンガリーが食らいついて大差を許さず、試合終了まで残り2分40秒で僅か1点差。
リトアニアのサボニスとバランチュナスの起用法は常にどちらかをコートに置いておくというもので、大体においてインサイドはリトアニアが優位を持っていました。
コート上で二人が揃った時は自動でミスマッチが発生する状況で、サボニスはポストでボールを持つと多彩なフィニッシュやカッティングに合わせたパスを出し17pts7/10 FG, 3/5 FT, 3 , 4 astの活躍。バランチュナスもゴール下でのフィニッシュに難がありましたが終盤の大事な場面では流石の活躍で17 pts6/9 FG, 4/7 FT, 8 reb。
ハンガリーにはNBA選手は一人もおらず「タレント面では少し劣るのかな?」などと思っていましたが、アダム・ハンガはこの試合で一番のインパクトを残した選手でした。ドライブからのレパートリーが豊富でランナーやタフなレイアップを沈めるなど21pts 9/16 FG, 3/3 FT, 2 ast。ハンガリーのハンガ、名前も覚えやすくて良いです。
ハンガリーは諦めることなく終始食らいつき残り2分40秒で1点差まで詰め寄りましたが、そこからリトアニアが11-2のランと勝負強さを見せ、結果は88-78でリトアニアが勝利。
ハンガリーのホームで行われた試合でハンガリーが負けたにもかかわらず、御客さん達は試合終了時にスタンディングオベーションを送っていました。それくらいハンガリーの“食らいつき”は見事でした。
それはそうと、このドデカい城壁?みたいな横断幕は選手やりづらそう。