【NBA】毎年恒例「GMへのアンケート調査」の結果が公開。各チームフロントが選ぶ優勝・MVP候補、ベストコーチ、ベストパサー、ベストルーキー、ベストBBIQ他色々。
本日2023/10/11、毎年恒例の“NBA GM Survey”「NBAのGMへのアンケート調査」が公開されまして。
50の質問の内いくつかピックアップして見てみましょう。(各質問自分のチームや選手には票を入れられないようになっています)
まずは優勝チーム予想。
セルティックスとナゲッツが同率首位。
カンファレンス毎の予想。
イースト
イーストではセルティックスとバックスが票を二分、昨季2023ファイナリストのヒートの1位票が3%のみなのは少し寂しい気がしますが、ヒートはアンダードッグの方が面白いって気もします。ゾンビヒートですし。
ウェスト
ウェストではナゲッツが1位票を70%集めサンズが23%、レイカーズとクリッパーズも3%(1票)の1位票を得ています。
オッズやメディア評価は動きのあったチーム、特に動いた直後は高まる傾向にあります。懸念材料よりもプラス材料・期待感が先に働くことでオッズ・評価が一気に上がり、徐々に落ち着いていくといった感じです。
“GM Survey”も似たようなところはあって、オフに大きなトレード・FAサイニングのあったチームが毎年高評価になる傾向もあるんですけど、今年は比較的鈴かなオフを過ごしたナゲッツが高評価。前年優勝チームですから当然と言えば当然ですけど、やはりスターターがまだ若いのも影響してるのかもしれませんね。(KCPが30歳で他は20代)
んで、そのナゲッツのニコラ・ヨキッチは相応のリスペクトを得ていまして、多くの質問で1位となっております。
2024MVP予想
誰とサインしてフランチャイズを一からスタートさせたいか
NBAベストセンター
NBAベストインターナショナル選手
ベストパサー
ベストバスケットボールIQ
確実に本人気にしないでしょうけど、おめでとう。
んで、NBAの常と言いますか、あまりにも圧倒的な選手がいるとコーチは軽く見られがちな傾向にありまして、マイケル・マローンHCはコーチに関する質問であまり票を得られず。「素晴らしいロスターである事」と「素晴らしいコーチである事」は両立しますし相互に影響し合っているはずですから、これも少し寂しい。
それはそうとエリック・スポールストラHC(以下コーチSpo)はやはり素晴らしいですな。何度見てもプレイオフでのアジャストメントは見事と言う他ありません。試合を観てると「当たってる選手もっと使って、当たってない選手は下げて」といった具合で刹那的(?)になったりするんですけど、コーチSpoには確固とした考え・有効かつ多くの戦術を持っていて、それを選手に遵守させる風土・カルチャーも作り上げてるんだろうなぁ、と毎年感心しております。2022レギュラーシーズン試合中ジミー・バトラーに対してブチ切れたのも当時は「ヤバい」と思いましたけど、「誰であろうと対等に扱う」といった姿勢の表れにも思えます。
ジミーもコーチSpoもコ-ト上では勿論、コート外でもアツくて兎に角好き。
もし自分が無視されたり、軽視されたと感じたのなら・・・・・我々のロッカールームには同じ経験をした人間が沢山いるよ。
躍進するチーム予想ではOKCとロケッツが高評価。
OKCもコアメンバーが若くそれぞれ違った強みを持っていて、昨季2023は試合を見ている最中ですら「こいつらどうなっちゃうんだろう」と期待に胸を膨らませてしまいました。
ロケッツはルーキーのキャム・ウィットモアが2023ドラフト最大のドラフトスティールに選ばれています。
キャム・ウィットモアは高い事前評価からのまさかのロッタリー外指名でしたからね、悔しい思いはあるでしょう。サマーリーグではMVPに輝きましたし、本番でも期待。
ロケッツはフレッド・バンブリート、ディロン・ブルックスら高額FAサイニングに加え、ジョック・ランデール、ジェフ・グリーン、レジー・ブロックと結構なロスター改造をして有望若手もいますが、メディア評価やオッズは低いまま。むしろ良い「前フリ」です。こちらも期待。
ルーキー予想ではやはりビクター・ウェンバンヤマが高評価。
ウェンビーは「誰とサインしてフランチャイズを一からスタートさせたいか」でもヤニスとドンチッチを抑えて2位、その期待感・ワクワクは天井知らずです。私も「長い目で見ていこう。1年目のミスには過剰反応せずにいよう」と自戒してはいるものの、やはり「はよスパーズを再びコンテンダーに導いて」という思いもありますですはい。
そんなこんなでプレシーズンゲームを楽しみつつ開幕を待ち焦がれ全裸待機しております。
“NBA GM Survey”を全て見たい方はこちらリンク先へどうぞ
今回はこの辺で。ではまた。