【NBA】2024シーズン第4週パワーランキング。安定して上位にいる優勝候補たちは?遂に公開された今季2024影響指標EPMランキングの上位にいる超新星たち。
The AthleticのZach Harperによる第4週パワーランキング。2023/11/22時点。
先週と比べ非常に変動の激しいパワーランキングです。
ここ5試合で2勝3敗のナゲッツは遂に首位陥落し4位に。5連勝中のバックスは7位から1位へ。ウォリアーズやホークスは大きく順位を落とし、キングスやサンズは大きく上昇。
ぶっちゃけて言いますと、“調子の良い”チームランキング的な側面が強い気がしますね。(毎週パワーランキング記事を書く都合上致し方ないと思われます)
そんなランキング中、常にTOP5にいるのはセルティックスとナゲッツの2チーム。バックスも一度7位に落ちたのみで他は4位内。シクサーズとウルブズとマーベリックスは第1週で二桁順位だった以降は上位をキープ。ウォリ―アズは今回こそ18位でしたが、それ以前は3~6位の間でした。
現在のリーグ全体での順位表(本日2023/11/23の試合結果は含まれていません)
上位層、中位層、下位層、全て団子状態ですな。
昨季2023の今頃はこんな感じでした↓。
当時ウェスト首位だったブレイザーズはその年のオフに再建の道を選ぶことに。
セルティックスとバックスが抜きん出ていましたが、当時イーストで7勝8敗と負け越していたヒートが両チームを破りファイナル進出。
サンズは9勝5敗と好調だったものの、デビン・ブッカーを残しロスター大改造。レイカーズは3勝10敗からのカンファレンスファイナル進出等々、シーズン序盤の成績からは想像しづらい事が後に沢山ありました。
色々感慨深いですね。
次
つい先日、データサイトDunk&Threeが今季2024のEstimated Plus-Minus (EPM、影響指標の一種)を公開。EPM解説へのリンク
ニコラ・ヨキッチ、ジョエル・エンビードらお馴染みのメンツにタイリース・ハリバートン、スコッティ・バーンズ、チェット・ホルムグレンといった超新星も。
昨季2023のEPMランキング
オフェンスのみにフォーカスしたO-EPMでは現在ハリバートンが1位。
ディフェンスのみフォーカスしたD-EPMではTOP3が2年目、ルーキー、3年目選手。
O-EPMはボックススコア系スタッツやアイテストでの印象と割と近いですが、D-EPMは不意を突かれる名前・数値が多いですね。
総合指標・影響指標はディフェンス評価が苦手とされていて、あらゆるスタッツ・指標に言える事ですが数値を額面通りに受け取る事は出来ません。ただ、少なくとも上記選手たちがポジティブな数的根拠を一つ持っている事は間違いないです。同時に数値が悪くとも然程気に病む事はないでしょう。・・・・・・なんか回りくどい褒め方&フォローですね。ごめんなさい、素直に彼らは素晴らしいです。
まだ14試合程度なので今後大きく変動していくでしょうし、各チーム各選手の成績と共に誰が名を挙げるか楽しみにするとします。
今回はこの辺で。ではまた。