【NBA】スーパースターのシュートが絶不調な時はどの程度絶不調なのか。意外と安定しているのは誰なのか。NBAレジェンドたちのキャリアワーストTS%試合ランキング。
弘法も筆の誤り、猿も木から落ちる、犬も歩けば棒に当たる、ステフもFTミスる、ヤニスもダンク外す、KDもジャンパー以下略
昨日2023/12/7のナゲッツ対クリッパーズ戦ではニコラ・ヨキッチも、
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この試合で32本ものFGを放ちFG%は28.7%、TS%は実に33.45%もの低数値。32本FGを打ってFTは2本のみってのも超レアです。(アウトサイド主体の選手ならまだしも)
基本的に当ブログでは選手やチームの活躍・ポジティブな事を多く取り上げるようにしていますが、これもまた一つのキッカケ・メリハリと考え、NBAスター・レジェンドたちのショットメイキング絶不調試合を調べてみましょう。
まずは今季2024シーズン、全選手を対象にしたワーストTS%試合ランキング。以下全て2023/12/7時点。FG試投数15以上対象(ある程度まとまったFG試投数を設定しないと僅かな試投数でのTS%0%だらけになってしまうので)。
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3P導入以降での史上ワーストランキングですとこうなります↓。レギュラーシーズン試合対象。
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プレイオフ試合対象。
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コービー・ブライアント、レジー・ミラー、アイザイア・トーマス(ピストンズ)、ジェイソン・キッド、ティム・ハーダウェイ等々、殿堂入りの名選手・レジェンドたちがズラリ。現役でも30分で60得点したクレイ・トンプソンがいます。いつぞやのコービーの発言が思い出されますね。
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多くのモンスターパフォーマンスを生むと同時に多くのチャッカー(むやみやたらにシュートを打つ選手)も生んだ割と“諸刃の剣”な名言です。
何人か現役選手を見てみましょう。(人選はパッと思いついたテキトーなものです)
レブロン・ジェームズのキャリアワーストTS%試合ランキング。以下レギュラーシーズンとプレイオフ両方対象。
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ステフィン・カリー
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クレイ・トンプソン
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ケビン・デュラント
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ジェームズ・ハーデン
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カワイ・レナード
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クリス・ポール
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ラッセル・ウェストブルック
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ニコラ・ヨキッチ
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ヤニス・アデトクンボ
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ルカ・ドンチッチ
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ジョエル・エンビード
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ジェイソン・テイタム
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とりあえず以上。
キャリアが長いほど絶不調になる可能性も高くなりますし、相手ディフェンスの影響の方が大きいでしょうから、必ずしも上記リストだけで安定感云々は比べられません。しかし、それは一旦置いといて雑感。
個人的に一番驚いたのはカワイのTS%40%以下の少なさ。KDにも同じことが言えますがミッドレンジジャンパーを多投する選手でこれだけ安定しているのは驚異的です。
ドンチッチもステップバック3Pの多さを鑑みると思ったよりもずっと安定してます。ドンチッチの場合は安定感がどうとかより、どーみてもバテバテだったり絶不調に見えて、いきなりタフショットをスパスパ決め出すから頼もしい(恐ろしい)です。少なくとももう一回はカワイ(クリッパーズ)とプレイオフで対戦して頂きたい。
ステフィン・カリーとクレイ・トンプソンのような3PAr(全FGA中の3PA割合)の高い選手はどうしてもバラツキも大きくなりがちのようです。良い時は観てる方も「落ちる気がしない」ってなもんですけど。
ヤニス、ヨキッチはイメージ通りですね。方法は違いますが二人ともイージーショットを作り出す事に長けていますから、ショットメイキングに苦労する事は少ないです。
・・・・・どーせなら各選手のキャリアベストTS%試合リストの方が見たいですよね?
それは後日のお楽しみ(恐らく明日)という事で
今回はこの辺で。ではまた。
追記:各選手のキャリアベストTS%試合リスト↓
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