気の早いNBA2025モックドラフトまとめ。近年の全米高校生ランキングを眺めて考える選手のドラマ・紆余曲折。クーパー・フラッグが選ぶGOAT他。
各国パリ五輪メンバーが決定しまして。アメリカ代表はこんな感じに。
残念ながらカワイ・レナードは離脱となりまして代わりにデリック・ホワイトが招集。
デリック・ホワイトって何と言うか“写真映り”に独特なモノがあります。「真顔でも眼力が凄い」と言いますか。
戯れ言は置いといて。
代表との練習試合でも名を上げている2025ドラフト1位指名候補、デューク大に入学したばかりのクーパー・フラッグについて少し。
The Athleticの2025モックドラフトで既に1位。
NBADRAFT.NETとNBADRAFT ROOMのモックドラフトでも1位。
先日はGOATや史上最強チームについて返答。
否が応でも期待が高まりますね。
その期待・ワクワク感を楽しみつつ、1年間にわたるモックドラフトの変遷も中々に面白いもんです。
The Athleticが昨年8月に公開した2024モックドラフトで1位だったのはケンタッキー大に入学したばかりのジャスティン・エドワーズでした。
ジャスティン・エドワーズはNBADRAFT.NETでも2023/8/2時点で3位と高評価でした。
高校時代はマクドナルド・オールアメリカン(全米・カナダの高校生を対象にしたオールスターみたいなモノ)に選ばれるなど華々しい活躍をし、上記以外にもESPN他各メディアから超高評価。
ちなみに過去マクドナルド・オールアメリカンに選ばれた名選手のリスト。
しかしジャスティン・エドワーズはNCAA・ケンタッキー大では期待通りの活躍・成長を出来ず評価が急降下。ドラフト10か月前には1位指名候補であったにもかかわらず、ドラフトでは最後まで指名されず、結局は指名外でシクサーズと2way契約を結びました。
実を言えば、ジャスティン・エドワーズのようなケースはそこまで珍しくありません。最近で思いつくのはエモニ・ベイツ、ハリー・ジャイルズ、マイケル・ポーターJrあたりがドラフトまでに評価を大幅に落とした元高校No.1選手ですかね。(理由はまちまちです)
2017年度終了時の各メディア全米高校生ランキングをまとめたもの。引用元: Recruiting Services Consensus Index(以下RSCI)
ついでに2023の全米高校生ランキングはこんな感じでした。
2024の全米高校生ランキングはこんな感じ。
果たしてクーパー・フラッグはレブロン(1位指名)になるのか、よもやエモニ・ベイツ(49位指名)やジャスティン・エドワーズ(指名外)になるのか。
仮に指名順位が落ちたとしても、ヤニス・アデトクンボ(15位指名)かニコラ・ヨキッチ(41位指名)になるかもしれませんし、エモニ・ベイツとジャスティン・エドワーズもまだまだこれからです。
なにはともあれ、楽しむとしましょう。
今回はこの辺で。ではまた。