【NBA】全30チームP&Rランキングとオフスクリーンプレイランキング。サウスウェスト&アトランティックディビジョンチームの指標上での強みと弱み一覧。/マブス、ペリカンズ、セルティックス、ニックス、シクサーズ、ウォリアーズ、ナゲッツ、クレイ・トンプソン

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全30チームP&Rランキングとオフスクリーンプレイランキング。サウスウェスト&アトランティックディビジョンチームの指標上での強みと弱み一覧。

前回記事に引き続き、各チームの昨季までのプレイスタイル等を振り返ってみましょう。

2024レギュラーシーズン、ピック&ロールのハンドラーによる得点頻度ランキング。

2024レギュラーシーズン、ピック&ロールのハンドラーによる得点効率(PPP)ランキング。

ご覧の通りピック&ロールのハンドラーによる得点効率はかなり低い傾向にあります。ほぼ全チームPPPが1未満。それでも頻度(FREQ%)は各チーム20%前後と大人気のプレイです。この数字は2016シーズン以降ほとんど変わっていません。

それもそのはず、ハンドラーからロールマンへとパスを通せた時、ピック&ロールは超高効率プレイとなります。

2024レギュラーシーズン、ピック&ロールのロールマンによる得点効率(PPP)ランキング。

効率の良いピック&ロールのためには優れたハンドラーと同時に優れたロールマン、つまり優れたスクリーナー兼ロブキャッチャーやショートローラーも非常に大事になります。ハンドラーと比べるとロールマン(大抵ビッグマン)は日の目を浴びづらい印象がありますけども、高い身体能力・スキル・判断力の求められる見所満載な役割と言えるでしょう。

ピックを用いたプレイも多様化が進んでカテゴライズが難しくなってきましたんで、どっからどこまでがピック&ロールとするかも難しいんですけども、とりあえずジャマール・マレー&ニコラ・ヨキッチ&アーロン・ゴードンによる珠玉のピック&ロール他3メンゲーム集でも置いておきますね↓。

2024レギュラーシーズン、オフスクリーン頻度ランキング。

大抵のチームでオフスクリーン(ボールを持っていない選手へのスクリーン)は高頻度に行われていますが、上記ランキングでの頻度(FREQ%)はシュートへと直接つながったオフスクリーンの頻度の様です。なので断トツ1位のウォリアーズでも9.8%と低め。

2024レギュラーシーズン、オフスクリーンPPPランキング。

オフスクリーンプレイと言えばウォリアーズでありスプラッシュ・ブラザーズ。昨季2024もオフスクリーンポゼッション数1位2位を独占。

2024レギュラーシーズン、選手のトータルオフスクリーンポゼッション数ランキング。

シューター陣はオフボールで動いて動いて粘り強くリロケイト。ドレイモンド・グリーンやケボン・ルーニーのようなノンシューターもパサー・スクリーナーとして演出。昨季ステフのオフスクリーンPPPは驚異の1.37。相棒のクレイ・トンプソンは来季マーベリックスでどういったタイプのシューターになるかが楽しみです。

マーク・キューバンはジェイレン・ブランソン&ジョシュ・ハートのポッドキャスト出演中し「コーナーに立ち、ルカやカイリーからのキャッチ&シュートでより楽になるだろう」とおっしゃっておりました。実際どうなるかは兎も角、ブランソンらと和気あいあいなのが微笑ましくて良かったです。動画へのリンク

とりあえず以上。他プレイタイプについてはまた後日。

ここからはデータサイトBBall Indexによる各チームの昨季の強み弱みを見てみましょう。今回はサウスウェストとアトランティックディビジョンのチーム。各指標についての説明はこちら

サウスウェストディビジョン。

アトランティックディビジョン。

今回はこの辺で。ではまた。

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