NBA選手たちのニックネーム
NBA選手につきものなのがニックネーム/愛称。有名or無名・常用されてるorされてない愛称と色々ありますが、個人的に気に入ってるものをテキトーにピックアップして紹介。
The Logo/ジェリー・ウェスト
NBAのロゴマークだから「ロゴ」、説明不要でカッコ良過ぎる愛称。「ロゴ」のシンプルな語感が偉大さを引き立てていて、本人も当時のイメージ/ロゴの姿を維持しているのがまたカッコいい。
ただし、NBAは正式に「ジェリー・ウエストがロゴのモチーフだ」と認めているわけではありません。
ロゴのデザイナーAlan Siegelアラン・シーゲルは「ジェリー・ウエストからインスピレーションを得た」と認めていますが、ウエスト本人から許諾を得たわけではなく、ウエスト自身は「他に相応しい人物がいる」との考えもあって、困惑している体を見せる事もしばしばです。
リーグがウエストをロゴと公に認めない理由は「多額の肖像権料の発生を嫌ったため」とか「特定の選手ではなく、抽象的なものをロゴとしたかったため」とか色々あるそうです。
Big Governmentビッグ・ガバメント/レジー・ジャクソン
クリッパーズのビートライターJustin Russoさんが’21シーズンの途中に命名。
“Big Governmentビッグ・ガバメント”「大きな政府」というのは元は社会学・政治学用語で、雑に言うと「経営難や財政危機に瀕した企業・団体に対して積極的に経済支援策を打ち出して介入する政府、並びに考え方」の事です。
2021以降もレジー・ジャクソンはカワイ・レナード&ポール・ジョージ不在時のクリッパーズを救うパフォーマンスを度々見せていた事から徐々に浸透。
中心選手の欠場で大ピンチなクリッパーズを積極的に救い出す選手、まさに“「ビッグ・ガバメント」でした。
Gary Harrisゲイリー・ハリス/ゲイリー・ハリス
ややこしいですが、オーランド・マジックのゲイリー・ハリスには“ゲイリー・ハリス”というニックネームがあります。
事の発端は2018年デンバー・ナゲッツ所属時代。
ナゲッツのPRチームがオールスター投票を呼び掛けるために作った映画予告編風のPV。
ニコラ・ヨキッチは“ジョーカー”、ジャマール・マレーは“ブルーアロー”、ウィル・バートンは“スリル”
皆そのニックネームにちなんだ役名があてがわれたの対してゲイリー・ハリスだけは
本名そのまま。
これを面白がったファンたちが、事あるごとにGary“Gary Harris”Harrisゲイリー“ゲイリー・ハリス”ハリスと呼ぶ/表記するように。
ニックネームじゃないけどニックネームな変わったニックネーム?です。ややこしい。
今回はこの辺で。ではまた。