NBA’23トップスコアラーたちの「全チームに対するキャリアハイ一覧」。/レブロンとカリームの遺産。/プレイオフ通算得点ランキングetc.
先日、レブロン・ジェームズがカリーム・アブドゥル・ジャバーを抜きNBAレギュラーシーズン通算得点記録を更新しました。
優れた作家でもあるカリームはアリーナに訪れるだけでなく、自ら記事をしたためレブロンを祝福。その内容は早くも2023年スポーツ記事・オブ・ザ・イヤーです。(私が勝手に決めた賞です)
記事から少しだけ引用・翻訳。
私の記録を含め、スポーツの記録が破られる事は、いつだって祝うべき事です。
ある人が前の人よりも高く登ると、私たちは皆、もっと高く登れるのかと思います。
それがスポーツの魔法です。
一見不可能に思えても、誰か一人が出来たのなら、我々全員へ「自分にも達成できる」と思い起こさせるモノです。
レブロンのレイアップやステフの3Pを真似するために、子供たちをプレイグラウンドへ送り出すモノです。
人類の偉大な業績の多くは、同じような事に支えられ、成し遂げられてきました。
ーkareem.substack.comより一部中略して抜粋。
Copyright © 2023 Kareem Abdul-Jabbaar. All Rights Reserved.
カリームは以前、「私は賞や記録を個人の証明ではなく、ファンを楽しませるためにどれだけ懸命に働いたか、チームメイトにとってどれだけ良き仲間になれたかを計るための尺度だと考えています」とも述べていてます。
ファンを楽しませるためにどれだけ懸命に働いたか
バスケは得点の他にもアシスト、リバウンドetc.様々な要素の上で成り立っています。そのどれもが大事で愛すべき要素です。
ただ、その中で最もファンを楽しませてきたのは、恐らく得点もしくは得点シーンでしょう。
そういった意味で、レブロン並びにカリームは「最も多くファンを楽しませてきた選手」と言っても過言ではないのかもしれません。
プレイオフでの通算得点記録。2023/2/16時点。※画像クリックで拡大
If I have seen further it is by standing on yᵉ sholders of Giants.
私がかなたを見渡せたのだとしたら、それは巨人の肩の上に立っていたからです。
ーアイザック・ニュートン
“先人の業績の上で進歩が成り立つ”
この言葉は全てのNBA選手に当て嵌まり、現代のNBA選手たちも偉大な巨人として、誰もが誰かに肩を貸す事となるでしょう。直接会う事はなくとも、遠い日本の誰かにも、きっとです。
レブロンは38歳、カリームは75歳。楽しみな未来を眺めるべく、二人とも長生きして下され。
今回はこの辺で。ではまた。
おまけ。
レブロンの「全チームに対するレギュラーシーズン通算勝敗記録」。2023/2/15時点。
現在のTOPスコアラーやレブロンに憧れた世代たちの「全チームに対するレギュラーシーズンキャリアハイ得点」。2023/2/15時点。
bucketsaccessから引用。
上記以外にも面白い画像が載ってますんで、気になる方はbucketsaccessへ是非。(何故かリラードのキャリアハイ画像はなかったんですけど)
追記:2023/2/16、本日世界で一番ホットなスコアラー?でした。対ヒート戦でのミカル・ブリッジズ。
カッコいい。嬉しい。ネッツ面白い。