NBA25歳以下トーナメント&30歳以上ランキング&年齢とスタッツの相関図と。/リラード、ウェストブルック、レブロン、ザイオン、ハーデン、ステフ、ブーチェビッチetc.

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NBA25歳以下トーナメント&30歳以上ランキング&年齢とスタッツの相関図と。/リラード、ウェストブルック、レブロン、ザイオン、ハーデン、ステフ、ブーチェビッチetc.

本日2023/3/26。注目のマッチアップ。

ミルウォーキー・バックス対デンバー・ナゲッツ。

2度のMVP受賞経験者で今季もMVP候補同士の対決。

・・・・・・決まっちゃいました、今季’23MVP。


ダンクル・ジェフことジェフ・グリーンで決まりです。

ん?もう一人、有力候補を忘れてるって?

ああ、失礼しました。

ビスマック・ビヨンボ!

https://twitter.com/SunsNationCP/status/1639835882932043778

冗談はさておき。

ジェフ・グリーン御年36歳。ビスマック・ビヨンボは30歳。

「ベテラン」って良いですよね。

衰えがあって当たり前。むしろ、その衰えが愛おしい。「今後どう老獪になっていくのか」の妄想が捗るってもんです。(最近「ルーキー」にも似たような事を言った気が・・・↓)

NBAは選手サイクルが短いリーグです。アメリカ4大スポーツに共通して言える事ですが、怪我や年齢に対して非常にシビア。
ジェフ・グリーンはウェイブを経験済みです。ビヨンボも一度は大型契約を結びながらも、後に10dayコントラクトを経てサンズと契約。(ちなみにサンズからの昨季’22サラリーは母国の病院建設のために全額寄付)

レギュラーシーズンでどれだけ好成績を収めようと、数年プレイオフで結果が出なければ、すっぱりと再建の道を選ぶチームもあります。昨季のユタ・ジャズが良い例です。

そしてチームが再建の道を選んだ時、ベテラン選手がその割を食う事も珍しくありません。実力がありながら、若手へ機会を与えるためにベンチを温める日が続くなんて事もあります。
OKCサンダーで殆どベンチにいたアル・ホーフォードがセルティックスで返り咲けたのは本当に良かったです。

そんなこんなでNBAでは「若さ」がとても重宝されるわけです。各メディアも「期待の若手・25歳以下選手ランキング」みたいな話題をよく取り扱います。

非っ常に見辛いですが、2022年9月頃にNBA Universityが催した「最も価値ある25歳以下選手トーナメント」の結果。

Twitter上で投票を募り、勝者が決定されるシステム。ザイオン・ウィリアムソンが優勝。準優勝アンソニー・エドワーズ。他ベスト4はトレイ・ヤングと
ジャ・モラント。既にAll-NBA-1stのルカ・ドンチッチとジェイソン・テイタムは「結果が予想出来過ぎてつまらないから」という理由で始めから除外。



・・・・

・・・・・・・・・30歳以上選手ランキングがあったって良いですよね?

というわけでテキトーにいくつかランキングを見てみましょう。

まずは30歳以上限定今季’23PPGランキング。2023/3/26時点。※画像クリックで拡大

デイミアン・リラードが1位(全体では3位)。・・・・・・・シーズン残り座っちゃうんですかね。どうなるにせよ、今季がラストチャンスではありませんし、まだまだデイムタイムに時間切れはない事を期待です。

30歳以上限定今季’23RPGランキング。2023/3/26時点。※画像クリックで拡大

ニコラ・ブーチェビッチが2位(全体では5位)。もう32歳なんですね。こんなんやっちゃうし↓いつまでも若い印象です。血気盛んと言いますか。

中指1本、15000ドルになります。現在のレートで約200万円の罰金。

30歳以上限定今季’23APGランキング。2023/3/26時点。※画像クリックで拡大

ラッセル・ウェストブルックが3位(全体では9位)。上位3選手が33歳以上。ラスはその中で最も多い65試合に出場ってのが嬉しいですね。年を重ねると「感情の起伏」が薄れる気がしてくるもんですけど、ラスは正に老いへの処方箋。試合を休まず、良くも悪くも毎試合エキサイティングで退屈しません。

ふと気になったので、年齢と各種指標の散布図をいくつか。

影響指標LEBRON(※)と年齢の散布図。

※:影響指標は英語で“Impact Metrics”。超ざっくり言えば、チームへの影響度を比較的重視した総合指標(英語で言うとAll in 1 Metrics、Catch All Metrics)。
LEBRON、RAPTOR、EPM、RAPMなど沢山の種類があり、個人スタッツの他コートにいる時といない時のチーム成績の差on/offスタッツなど非常に多くの要因が考慮されます。
ボックススコア(個人スタッツ)を重視する総合指標(BPM、TPA、WS、PERなど)を補完できるという面でも重宝されています。
総じてアイテスト(実際に試合を見て評価する事)と併用するのが無難/理想ですが、試合を見たり細かく詳細なスタッツを多く見たり長い時間をかけて調べるヒマがない時にも便利と言えば便利。LEBRONについての詳細はこちら

Stable Points/75(試行回数を考慮に入れた75ポゼッションあたりでの得点数)と年齢の散布図。

Stable Assist/75(試行回数を考慮に入れた75ポゼッションあたりでのアシスト数)と年齢の散布図。

Stable Rebounds/75(試行回数を考慮に入れた75ポゼッションあたりでのリバウンド数)と年齢の散布図。

やっぱり年齢と共に選手の数は減りますが、レブロン・ジェームズやクリス・ポール、ステフィン・カリーら大ベテランも負けじと高位置におります。

リーグ最高齢御年42歳ユドニス・ハスレムもベンチやロッカールームから気合を注入している事でしょう(今日の試合でベンチで大層ご立腹な様子でしたね)。

Never bored, so I’ll never get old

退屈しない。だから僕は色褪せない。

短命の多かった黎明期ロックミュージシャンたち。その中で2016年69歳までロックアーティストで在り続けたデヴィッド・ボウイの御言葉。

NBA選手たちもそうあって欲しいですし、NBAファンとして私もそうありたいもんです。

今回はこの辺で。ではまた。

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