ブランドン“キングラム”イングラムとNBAの新しいCBA(団体労働協約)と各チーム残り4,5試合の対戦相手一覧。/カワイ・レナード、ラマーカス・オルドリッジetc.
本日2023/4/2は2試合しかないので些か寂しい気分・・・・かと思いきや。
マーベリックス対ヒート、クリッパーズ対ペリカンズ、新しいCBAの内容(超ざっくり言うと「リーグと選手間での色々な取り決め」)のニュースと濃い一日でした。
まずは
ブランドン・KINGラム!
クリッパーズもペリカンズも1試合も負けたくない状況。
ウェスト順位表。
ついでにイースト順位表。
クリッパーズはポール・ジョージ、ペリカンズはザイオン・ウィリアムソンと中心選手の一人が不在。カワイ・レナードがセガババ(※)に今季初出場した事からも、その緊急度・本気度が窺えます。
※:SEGABABA。セガババ。SEcond GAme of a BAck to BAckの略。二日連続での試合の2試合目。
無駄に連呼したくなるほど語感が好き。
キングラムとカワイ、ミッドレンジジャンパーの達人同士の熱い対戦。たまらんかったです。
兎に角熱かった。負けはしてもカワイの奮闘には心揺さぶられましたし、イングラムも開幕前こんな写真↓が出回っていたとはとても信じられない活躍。
イングラムはここ9試合で絶好調。スコアリングに長けているのは元々ですが、特筆すべきはアシスト数。キャリア初のトリプルダブルをターンオーバー0回で達成し、4試合後にキャリア2度目のトリプルダブル。
今日の試合の最終盤でもシュートタッチが好調ながら、ダブルチームに対して冷静にクロスコートパスを出し、チームの勝利へ大きなホッケーアシストを記録。
良い試合でした。今日は2試合だけなので、「過去の気になる試合をもう一度見返して過ごそう」と思っていましたが、今日の試合の余韻に浸って過ごす事にします。
・・・と行きたいところなんですけど、そうもいかないのがNBA。
昨日から引き続き「リーグと選手会の新しいCBA(※)」のニュースがあります。
※:Collective Bargaining Agreement。団体労働協約。労働者と雇用者間で交わされる労働条件などの取り決め。
NBAとNBPA(NBA選手会)のCBAはNBPAのホームページで確認できます。NBPAのCBAページへのリンク(新しいCBAはまだ未掲載)
まだ熟読できていないのと逐一取り上げるとキリがないので、現在特に気になったところだけ。
MVPやAll-NBA等主要なアワードを受賞するのに「最低65試合出場」の条件が追加。All-NBA選出からポジションの枠組みが撤廃。インシーズントーナメント実施、賞金選手一人当たり50万ドル。
・・・・・気になるっちゃ気になるけど、正直まだ「ふーん」以上の感想も言いづらい感じです。
「最低65試合出場」の条件はロードマネージメントを多少なりとも意識してる部分もあるでしょうけど、ロードマネージメント以外の方法での、選手の負担を軽減する方法を発達させることに繋がれば嬉しい限りです。勿論ロードマネージメントはロードマネージメントで必要とした上で。
ポジション枠撤廃に関しては、まぁ過去の選手たちが多少気の毒な気はしますが、元々私は選手を評価し、偉大さを認識するのにアワードだけを頼りにしてたわけではないので、特に不満も何もないです。
今季エンビードとヨキッチどちらが1stチーム・MVPから外れようと、私の中で彼らの価値、彼らへの評価・リスペクト、彼らを見る楽しさが変わりはしません。選手たちがどう思うかはいざ知らず。
インシーズントーナメント実施は実際の試合を見てみなきゃわかりません。
選手一人あたり50万ドルの賞金とトーナメント優勝の栄誉がどれだけチーム・選手たちのやる気を引き起こし、面白い試合を生んでくれるのか。
オールスターのような「和気あいあいな雰囲気」でのトーナメントなら、私は正直興味は薄くなると思います。やる前から水を差して申し訳ないですけど、そういうのはオールスターだけで充分です。
とりあえず以上。
もう一つ大きなニュース。ラマーカス・オルドリッジが正式に引退。お疲れ様でした。
オルドリッジのキャリアスタッツ一覧。
キャリア通算得点数はNBAで46位。ド派手なPer Gameスタッツを記録したわけではありませんが、積み重ねてきた数字・その感動は沢山です。
改めて、ありがとうございました。お疲れ様でした。
今回はこの辺で。ではまた。
おまけ。
レギュラーシーズン残り4.5試合。SOS(残り日程の厳しさ)をチェック。
イースト。上位程厳しいとされます。(ここまで来たら関係ない気がしますけど)
ウェスト。
マーベリックスはここからプレイオフに進出して1st roundを突破しようものなら、完全に2007年プレイオフの意趣返しになると思うので是非頑張って下され。(2011年の優勝で既に意趣返し済みなのは置いといて)