【NBA】NBA2024ベンチ±ランキング。各チーム全FGA中のリムショット割合とリバウンド%グラフ。/バックス、ウォリアーズ、ナゲッツ、ペリカンズ、OKCサンダー、シクサーズ、スパーズ、ウルブズ、マーベリックス、ニックス、ピストンズ、キャバリアーズ、ホーネッツ

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【NBA】NBA2024ベンチ±ランキング。各チーム全FGA中のリムショット割合とリバウンド%グラフ。

今季2024のトレードデッドラインは「ビッグネームが動いて勢力図が激変」というよりは「ロスター・ベンチの欠けた部分を埋める補強」が多かった印象です。

というわけで、今季これまでのベンチ±(プラスマイナス、得失点差)ランキングでも見てみましょう。

今季2024、ベンチスタッツ一覧。右端1試合平均ベンチ±の高い順。以下全て2024/2/10時点。

基本的に戦績の良いチームってのはベンチスタッツも良い傾向にあります。ある程度の相関関係があります。

ベンチから出場する選手・ベンチラインナップには単純にスタッツでは計りづらい部分がありまして、雑に言いますと「補完性」「多様性」「経験値」といった部分でしょうか。ベンチに経験豊富なマルチポジション・マルチロールな選手がいるとスターターに無理をさせる事は少なくなります。例え目覚ましい数字をあげずとも、スターターを休ませられるだけでありがたいでしょう。

ジャマール・マレーとマイケル・ポーターJrが大怪我明けだった昨季2023ナゲッツにとってのブルース・ブラウン。クレイ・トンプソンが大怪我明けで高齢化も目立つようになった2022ウォリアーズにとってのゲイリー・ペイトンⅡやオットー・ポーターJrなどなど、外から観ているだけの私にとってもありがたい「孫の手」のような選手たちでした。

ここ3年の優勝チームをベンチから支え、時には代わりにスターターも務めたマルチロールな選手たち。スタッツは優勝年のもの。

そんなわけで、今季2024トレードデッドラインで移籍した選手の中にも、きっと「優勝へのラストピース」が混ざっている事でしょう。バイアウトにも乞うご期待です。

次の話題。

近年は多くのチームが「ビッグマン不足」「バックアップセンター不在」に悩まされている印象です。ただ「デカい選手」を見つけるだけなら簡単ですが、その「デカい選手」にも機敏さやBBIQ他が求められる「ペース&スペース」な御時世において、それらをハイレベルに兼ね備えたビッグマンとなると希少も希少でしょう。

マーベリックスとナゲッツはここ2.3年とっかえひっかえに試してますけど、中々どうして上手く行かない様で。スキル云々だけでなく、やっぱりケミストリー構築だったりも難しいですよね。

ここ2,3年の両チームにFA・トレード加入するも、あえなく放出となったビッグマン達の実績。

ついでに今季2024各チームのAt Rim FGA Rate(全FGA中リム近辺でのFGA割合)とリバウンド%のグラフ。

従来通りスクリーンかけたりリバウンド取ったりに加え、アウトサイドまで追いかけたりプレイメインキングビッグの相手したり何だりで最近のビッグマンは気苦労も多そうです。

新しい波も来ていますしね。

頑張れビッグマン。

今回はこの辺で。ではまた。

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