【第5回NBA関連サイト紹介】FiveThirtyEightとそのオススメ機能。

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【第5回NBA関連サイト紹介】FiveThirtyEightとそのオススメ機能。

当ブログ管理人が使用している&参照しているNBA関係のサイト/データサイトetc.を、私が思う長所・注意点・雑感・おすすめ機能を交えて軽く紹介。

FiveThirtyEight

長所:このFiveThirtyEightは元々はアメリカ選挙戦の世論/統計調査集計サイトとして誕生したものです。そこからスポーツや経済予想へと拡大していき、今日へと至ります。NBAコミュニティでは総合指標の一種RAPTORのお膝元として有名です。
長所というか面白いのは、膨大な過去のデータから数字を割り出すので、アイテスト(試合を観て評価する事)による評価とは一味違った評価が得られるところです。
統計学やデータ分析のプロたちが開発した「予測システム/数理モデル」。それらを基にして、選手/チームを評価もしくは予測し公開しています。※FiveThirtyEightによる予測に関する詳しい説明へのリンク

昨季’22のRAPTORによる評価ランキング。


素晴らしい点に「無料」という事もあります。「当たり前」と思うかもしれませんが、独自の指標や予測システムを開発しているサイトで、それらを基にしたデータや記事を全て無料で公開してくれているサイトは割と稀です。

オススメ機能はPlayer Projections。選手の名前を打ち込むだけで、今後の予測や数字的に似た特徴を持つ過去の選手などを教えてくれます。

ルカ・ドンチッチの2022-23Player Projections。

こんな感じ↓で各チームのシーズン予想を随時更新しているので一喜一憂を繰り返せばボケ防止にもなります。

注意点:ある程度正確に選手の特徴や評価を知りたいのであれば、他のスタッツ/指標やアイテストと併用するのが大前提です。よくいう

あらゆるスタッツ/指標はコンテキストが大事で、多角的に用いることが求められます

ってやつです。
特に総合指標/影響指標といった「1つの数字で選手を評価しようとする指標」は、アイテストによる評価とは一致しない事が多くなります。
「思い入れ」や感情的なバイアスを排除した機械的な評価/予測なので、人によっては「受け入れ難く不快」もしくは「なんの意味もなく無駄」な評価と思われるかもしれません。それも決して間違いではないです。
ただ、スタッツ/指標の特性を把握しようとすることを厭わず、自らのアイテストによる評価とは違った評価を楽しめる方、その違いを「何故そうなったか?」とアレコレ妄想できる私のような暇人には自信をもっておススメ出来ます。(何やら嫌味な書き方になってしまい申し訳ない)

雑感:上で紹介したRAPTORPlayer ProjectionsはFiveThirtyEightが扱っている指標の1部分ですが、FiveThirtyEightにはデータを併用した面白い文章記事も多くあります。Build your own teamという「ぼくのかんがえたさいきょうのちーむ」を組み立てる機能もあります(私はほぼ使う事ないので詳しい説明は出来ません、ごめんなさい)
NBA/NFL/政治/経済/医療/自然災害、最近ならサッカーW杯に関する予測も。

RAPTORはじめ総合指標/影響指標は「○○(選手名)は総合指標では低く評価されてるから役に立たない」ですとか、逆に「あの指標は○○を高く評価してるから役に立たない」といった極端な見方を生みやすくて、私自身そうならないよう用法用量に注意しながら嗜んでおります。
少し自語りさせてもらいますと、試合を観るのが一番好き/大事なのは大前提として、スタッツ/指標も総合指標のような大雑把なものよりはディテールを表しているものの方が好きです。その点、FiveThirtyEightはディテールを伴った記事も沢山あって非常に面白いです。

おまけ。
FiveThirtyEightによる2022/11/30時点での2022サッカーW杯予測。

どうなることやら。

【第5回】はこの辺で。ではまた次回。

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