【NBA】NBA.comとThe Athletic他各メディアパワーランキングの違いから考える今後への期待と苦労の歴史。一部チーム20年間の戦績一覧。
今季これまではThe AthleticのZach Harperによるパワーランキングを紹介していたんですけど、今回はNBA.comのJohn Schuhmannによるパワーランキング。2023/11/28時点。
リーグ全体での順位表(本日2023/11/28の試合結果は未反映)
各チームの詳しい評価については元記事を読んで頂くとして、まぁパワーランキングってのは人によって違いが出ます。シーズン序盤は対戦相手やホーム・ロード数の違いも大きくなるので、勝敗数・各種Rtgでは特に比較しづらいです。アイテスト・評価者の個性が出やすいと言いますか。
そういう意味で、順位だけでなく元記事まで読むとライターさんの個性や詳しい評価内容が知れて中々面白いです。
バックスは各ライター・アナリストで評価が割れてるようです。Zach Harperの前回パワーランキングでは1位でしたが、John Schuhmannは前回から引き続き6位評価。(他にもNBC sports、CBS sports、Yahoo sports等色々なメディアがパワーランキングを公開してるので興味のある方はリンク先へどうぞ)
バックスは開幕前の下馬評で最有力候補とする方が多かった分、期待・基準も高かったですから、現状の内容に対して手厳しい声も少なくありません。戦績的には12勝5敗で決して悪くないんですけどね。
一方セルティックスは開幕前の下馬評通りにリーグトップの戦績と各パワーランキングでも高評価。2022シ―ズン後半以降は本当に攻守スキが少なく見えます。・・・・勝ってる時は。いや、どこもそんなもんですけど。
ナゲッツはここ8試合で3勝5敗と戦績を11勝6敗にまで大きく落としましたが、「ジャマール・マレー不在」というエクスキューズがあってか各パワーランキングでは然程順位を落とさず(マレー出場時は6勝1敗)。復帰間近のニュースもありますし、他選手・セカンドユニットたちの働きぶりもまた良くなってくるでしょう。
サンズは未だケビン・デュラント&デビン・ブッカー&ブラッドリー・ビール3人が揃った事がなく、評価が難しくてライター&アナリスト泣かせな印象あります。戦績的にはナゲッツと変わりませんが、パワーランキング上では後塵を拝しております。しかしブッカー出場時8勝1敗なのは大きな好材料です。
開幕前の下馬評を大きく覆す快進撃を見せているウルブズとマジック。両チームは長い事プレイオフシリーズで勝っていません。
2004以降ウルブズのシーズン成績
2004以降マジックのシーズン成績
プレイオフ1st Round突破というのは高い壁です。ホームコートアドバンテージを取るには4位内に入らねばならず、若手中心の大躍進チームがプレイオフ経験豊富な下位チ―ムに敗れるなんて事もザラです。
そういった悔しい思いを昨季経験したキングスには私めちゃくちゃ期待しております。
2004以降キングスのシーズン成績
ウルブズ、マジック共々是非頑張って頂きたく。
今回はこの辺で。ではまた。
おまけ。
2004以降バックスのシーズン成績
2004以降セルティックスのシーズン成績
2004以降ナゲッツのシーズン成績
2004以降サンズのシーズン成績
各チームの歴史を見てるとつくづく栄枯盛衰盛者必衰諸行無常なんとやらを実感いたします。
王朝を築き始める前のウォリアーズ戦績
雌伏の時も必要って事なのでしょう。多分いや絶対恐らく確実に。
2004以降レイカーズのシーズン成績
セルティックスと並んで名門中の名門、レイカーズでさえ6年連続プレイオフ未出場な時期がありました。
・・・・まぁでもやっぱ他が羨む戦績ですよね。17回優勝て。ちょっと分けよう?
複数回優勝チームリスト
優勝未経験のチーム(画像右はファイナル進出年)