NBA’23のタフ3Pメイカーとハイクオリティ3Pシューターたちと3P成功数ランキング。/ルカ・ドンチッチ、ドノバン・ミッチェル、バディ・ヒールド、ジャマール・マレー、ステフィン・カリーetc.
BBall Indexから。
今季の3Pに関する指標をグラフ化したもの。2023/1/4時点。ガード登録選手対象。
横軸の3PT Shot Qualityは超ざっくり言うと「期待値の高い3Pが打てているか」
縦軸の3PT Shot Makingは「期待値よりも高く3Pを決めているか」を表しています。詳しい説明はこちら
基本的にチームの1stオプション/中心選手はオープンになる事は少なく、キャッチ&シュートも少ない傾向にあるので Shot Qualityも低くなる傾向にあります。
その最たる例がルカ・ドンチッチ。セルフクリエイトの鬼です。
今季3P%は2023/1/7時点で35.2%とそこまで高いわけではありませんが、相手ディフェンダーからすればしっかりとディフェンス/コンテストした上で、この確率で決められるんですから恐ろしい事この上ないでしょう。TS%も61.4%と高水準です。
ステフィン・カリーに関しては今更過ぎますが、やっぱり凄い。ボールをもらってからも凄いしボールをもらうまでの運動量も凄い。復帰後の爆発を楽しみに待ちましょう。
ステフのすぐ下、ドノバン・ミッチェルも立派な位置。今季から新しいチームに身を置きながら29.0PPG、3P%40.7%、TS%62.6%は全てキャリアハイ。あとこれ↓。
昨日のキャバリアーズ対ナゲッツ戦で因縁のジャマール・マレー対ドノバン・ミッチエルが観れなかったのが非常に残念でした。
ちなみにジャマール・マレーが’21シーズンにフリースローなしでの史上最多得点を記録したのはキャバリアーズ戦だったので、そういう意味でも因縁の深い対戦?と言えます。
今季はあと1回だけ、2月24日に対戦が控えております。楽しみ。・・・・・・ファイナルで再会すればもっと沢山見れちゃう。あのシリーズ↓の再現があるかも?
右上にいるバディ・ヒールドも昨季の(ヒールド基準での)不調から見事なバウンスバック。昨季途中にキングスからハリバートンとトリスタン・トンプソンと共にペイサーズへ加入。昨季ペイサーズでの3P%は36.2%。今季は試投数はほぼ据え置きで42.9%にまで数字を上げています。自信に満ち溢れているのか、この「ためらいのなさ」です↓。
3P成功数も現在リーグ1位。サボニス、ハリバートンも活躍してチーム成績も向上、昨季のペイサーズ⇔キングスのトレードは今のところ史上屈指のwin-winトレードだと思います。ディアロン・フォックスも以前より頼もしくなった気がしますしね。
今季3P成功数ランキング。2023/1/7時点。
上記グラフはガード登録選手のみ対象でしたが、こちらのランキングではガードに混ざってラウリ・マルッカネン、ボーヤン・ボグダノビッチ、ジェレミー・グラントとハイボリュームと高効率を兼ね備えたフォワード登録選手の名前も。奇しくも3人共今季から新しいチーム。環境の変化をポジティブに変換できるのは正しく“プロフェッショナル”であります。
今回はこの辺で。ではまた。