現時点での複数ブックメイカーMVPオッズ。MVP候補・注目選手たちの月間スタッツ。/ステフィン・カリー、エンビード、ヨキッチ、テイタム、ヤニス、ドンチッチetc.

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現時点での複数ブックメイカーMVPオッズ。MVP候補・注目選手たちの月間スタッツ。/ステフィン・カリー、エンビード、ヨキッチ、テイタム、ヤニス、ドンチッチetc.

NBA’23レギュラーシーズンの半分を過ぎ、2023年2月に突入。

2月中のトレードデッドラインやオールスターブレイクはチーム/選手にとって、チームの方向性を決定したり、休養期間ともなる大きな節目です。

必然的に、その直前の期間、1月もチーム/選手の方向性を推し量る重要な期間と言えるでしょう。

というわけで、MVP候補や話題・注目選手の1月の月間スタッツを眺めながら色々と妄想。ついでに各種ベッティングサイト(スポーツギャンブルを扱うサイト)のMVPオッズも掲載。

まずは各ベッティングサイトMVPオッズ一覧から。2023/2/2時点。※画像クリックで拡大

画像下以降も名前がズラーッと並んでいますが省略。

上記オッズを基にしたMVP候補たちの1月月間トラディショナルスタッツ。

ニコラ・ヨキッチ

ジョエル・エンビード

ルカ・ドンチッチ

サンズ戦で、開始3分で負傷退場したので平均が大きく下がってしまいました。

ジェイソン・テイタム

ヤニス・アデトクンボ

ジャ・モラント

レブロン・ジェームズ

ステフィン・カリー

ケビン・デュラント

1月8日の試合で怪我をしたので1月は4試合のみ出場。

皆凄いですね。

シーズン平均と比べると1月レブロンはギアを上げてきている様です。オールラウンドに数字を伸ばしています。3P%の数値は相変わらず低いですが、要所で大爆発と油断ならない雰囲気です。
ヨキッチは相変わらずの“効率お化け”。1月は特に3P%.FT%を大きく伸ばしています。’22序盤での手首の怪我の影響がようやく解消したという事でしょうか。
ヤニスもオフェンスでの(ヤニス基準での若干の)不振から脱却の兆しを見せています。クリス・ミドルトン不在やEurobasket&W杯予選とオフの少なさ・ひざの状態も影響してか1月までのTS%は58.9%、1月以降は61.2%と数字を伸ばしています。58.9%もリーグ平均以上ですから、それで「不調」と思ってしまうのも“ヤニスの凄さ”なんですけども。

追記:書いたそばからコレである↓。

おめでとう。

ここからは個人的に気になる選手の月間スタッツ。

ルディ・ゴベア

アンソニー・エドワーズ

ウルブズは今後どーなっていくんでしょう?

シーズン序盤のカール・アンソニー・タウンズらと新加入ゴベアのケミストリーの不和はある程度想定内だったと思うんです。しかし、KATの負傷離脱とその後の戦績維持(KAT離脱前10勝11敗、以降18勝15敗)は、何というか見てる側からすると予想外で、どう受け取るべきなのかよくわからんです。
KATが戻ってきて直ぐにゴベアと良いケミストリー構築をできるか、は大いに疑問です。とはいえ優勝候補となるためには上手い併用方法を見つける事は避けては通れない道です。しかし、そのためのレギュラシーズンは残り少なく、エドワーズの最近の好調を阻害してしまうリスクも考慮しなければなりません。バックアップセンター不足の各チームから熱い視線を浴びているナズ・リードの去就も気になるところです。

個人的にトレードはしてほしくないんですけど、コアメンバーの内誰かしらは動くんでしょうかね?エドワーズの延長契約もありますし。

あとゴベアのon/offスタッツが極端すぎて好き。

ざっくり言うと、今季ウルブズはゴベアがコートにいる時オフェンスが超絶悪化するけどディフェンスは超良くなってるって数字です。

他に気になるのがデイミアン・リラードとジョシュ・ギディー。

デイミアン・リラード

シーズン前半の欠場や若干の不調から、お馴染みのリラードのスタッツに戻ったって感じなんですけど、残念ながらチーム成績は振るわず。DefRtgの悪さも相変わらずです。
ジェレミー・グラントや過去にはロバート・コビントンも加入しましたがブレイザーズのディフェンスは改善されず。1選手の加入にそこまで劇的な改善は期待すべきでないにしても、兆しすら見えないのは大きな懸念材料です。
リラードがオフェンス面で超人的パフォーマンスをしても、競り負けてしまう事がしばしば。
今後どーするんでしょう?

ジョシュ・ギディー

リラードの後に見ると随分控え目なスタッツに思えますけど、昨季や今季シーズン前半と比べるとハッキリと成長が感じ取れます。

開幕前にチェット・ホルムグレンの今季全休がアナウンスされた時は「今季も我慢の年なのかなぁ」と思いましたが、シェイ・ギルジャス・アレキサンダーを筆頭に、その気概を他チームへ見せつけております。
1月の戦績は9勝4敗、順位こそ低いですが勝敗数にそこまで差はないため充分「プレイオフ・プレイイン圏内」です。
アイザイア・ジョーの躍動も嬉しい(ただ、当たり外れの幅がデッカい)。
アイザイア・ジョーの1月のゲームログ。

以上。

シーズン後半に入りワクワクも増えますが、トレードの噂も増えてきまして、些かの寂しさもあります。

皆勝つためにやっていますから、プロスポーツですから、致し方ないんですけど、誰が悪いってんじゃないですけど、やっぱりボーンズの笑顔が曇るのは悲しい。

ボーンズやらジョン・コリンズやらジェイ・クラウダ―やらナズ・リードやら、どーなる事やら。

今回はこの辺で。ではまた。

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