【NBA】「ブザービーター」を最も多く決めた選手ランキングとNBA2023シーズン一覧と最長ランキングと最も惜しいブザービーターと。/レブロン、エンビード、ドンチッチ、コービー、マイケル・ジョーダン、ウォリアーズ、レイカーズ、マーベリックス、シクサーズ

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【NBA】「ブザービーター」を最も多く決めた選手ランキングとNBA2023シーズン一覧と最長ランキングと最も惜しいブザービーターと。

2023シーズンは17本の決勝ブザービーター(以下単にブザービーター)が生まれました。

BBR準拠ですと、NBAでは76年間で821本ものブザービーターが生まれています。ですので2023シーズンの年間17本はかなり多い数字です。フルリストへのリンク

最も多かったのは2009シーズンの22本。

決めた選手の名前を見ますと、所謂「1stオプション」ではない選手が多いです。手間なので厳密に調べてはいませんが、821本の内大多数は「ロールプレイヤー」だったり意外な名前も載っています。「あったなー、そういえば」と懐かしくなる事もしばしばです。

ただ、最多数ランキングとなると流石に「選ばれし者」たちが目立ちます。

マイケル・ジョーダン9本

コービー・ブライアント8本

ジョー・ジョンソン8本

レブロン・ジェームズ7本

ポール・ピアース7本

ビンス・カーター5本、ケビン・ガーネット5本、ギルバート・アリーナス5本、アンドレ・イグダーラ5本以下省略

アンドレ・イグダーラの5本という数字を見るとどうしても、このミーム↓を思い出してしまいますね。

「ラストショットをステフとイグダーラどちらに託すか?」議論の中で生まれたマックス・ケラマンによる“I want Iguodala”のコメント。
その軽妙な語り口で今でも頻繁に引用される人気ミームに。
イグダーラ本人もコレを聞いて「クレイジー」と笑っておりました。
リンク

ルカ・ドンチッチは5年のキャリアで3本と中々のハイペース。レブロンやコービーには1年間で3本決めてるシーズンもありましたし(2018と2010)、ドンチッチもそれに追従して史上最多に躍り出てくるなんて事も十分に考えられます。

背番号二人合わせて丁度100ですね。アホ程どうでも良い事ですけど。

続いて最長距離ランキング。2023/8/4時点。

1位のデボンテ・グラハムは前フリも凄かったです。ネタバレしたくないくらい凄かったです。(気になる方はコチラ)

そらこんなリアクションにもなります。

番外編、「NBA史上最も惜しいブザービーター」かもしれないショット。

カウントでも同点なので決勝ブザービーターではなかったんですけど、兎に角惜しかったです。
試合後には「もう少し早くに打てたら良かった。残念ながら、僕の人生を物語っているよ」と切ないコメント。リンク
過去にもエンビードはサンズ戦で“あわや”の超ロングラストショットを放ってました。リンク

ブザービーターは正に“筋書きのないドラマ”です。

今回はこの辺で。ではまた。

余談。

バスケとは関係なくて恐縮ですが、私は「野球は筋書きのないドラマである」という言葉が大好きです。

この言葉は日本のプロ野球黎明期、選手・監督として多大な貢献を残した三原脩によるもの。

名捕手名監督の野村克也が現役時代から尊敬していた事でも有名で、敵として挨拶をしに行って無視されたり辛辣なコメントをされると、ノムさんは「あの三原さんが、俺をマークしているんだ」と逆に喜ぶ始末だったそうです。

三原脩は敵には厳しい反面、当時としては珍しい「自分のチームの選手は褒めて伸ばす」タイプの監督でもあり、「神様、仏様、稲尾様」「超二流」など多くの名言も残しています

長所と短所をしっかりと把握し活用すれば超一流にすら勝る「超二流」という概念をノムさんは特に愛し、自著のタイトルにも採用しています。

ノムさんの野球論や“ボヤキ”は愛嬌を兼ね備えていて、野球ド素人の私にも非常に面白かったです。

バスケも野球も、あらゆるスポーツは「点ではなく線」だと改めて感じます。

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