下位シードが優勢となった波乱尽くめのNBA2023プレーオフ。下位シードの優勝確率とリスト。/残りショットクロック時間毎の得点効率とFGA。/レイカーズ、ウォリアーズ、マイアミ・ヒート、ニックス、サンズ、ヒート、シクサーズ、デンバー・ナゲッ

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下位シードが優勢となった波乱尽くめのNBA2023プレーオフ。下位シードの優勝確率とリスト。/残りショットクロック時間毎の得点効率とFGA。/レイカーズ、ウォリアーズ、マイアミ・ヒート、ニックス、サンズ、ヒート、シクサーズ、デンバー・ナゲッ

本日2023/5/7の試合結果。

これで4つ全てのシリーズが2勝1敗。

全て3勝0敗になるよりも多く試合を楽しめそうで何よりです。

しかし、こうして見ると改めて波乱尽くめですね。東西合わせて第1シード~第8シード全てのチームが2回戦に進む大波乱。言い換えれば、第1シード~第8シード全てのチームが1回戦で敗れてもいるって事ですからね。

16チームで争われる現在の形式になった1884シーズン以降初の珍事。

しかも今日の試合で第8シードのヒートと第7シードのレイカーズが上位シードに対して2勝1敗でリードを奪ったわけですから、こりゃ大変な事です。

アホほど気が早いですけど、万が一・・・・万が一ですよ?・・・・もしもヒートかレイカーズがファイナル進出しようものなら、後世語り継がれるであろう快挙中の快挙です。

第4シード以下でファイナル進出したチームは今まで僅か9チーム。

第7シード以下は1999シーズン第8シードのニックスのみ。

第4シード以下で優勝したのも2チームのみ。1969シーズン第4シードのセルティックスと1995シーズン第6シードのロケッツ。

つまり第7シード以下で優勝したチームはゼロ。ヒートかレイカーズが優勝したら正真正銘驚天動地空前絶後史上初etc.の大大大快挙です。

各シード毎の優勝回数・割合。2022年4月時点での画像なので昨季’22優勝した第3シードのウォリアーズが含まれていません。

ヒートはプレイインで一度敗れてからの大快挙。レイカーズはシーズン開幕5連敗含む2勝10敗スタートからの大快挙。

そんな事が起きようものならコブラもビックリです。

・・・・・・

・・・・・・・・はい、一旦落ち着きまして。

まぁ今までのプレイオフ、「何もかもが順当だった」って事の方が余程珍しいです。昨季2022第3シードのウォリアーズ優勝だって統計的には10%ほどのレアケースで、ファイナル開始直前の下馬評では上り調子だったセルティックス優勢の声も目立ちました。

そのウォリアーズは今季プレイオフ1回戦は0勝2敗からバウンスバック。

現在ヒートにリードを奪われているニックスは、昨季2022はプレイオフ出場できず大きな失望を味わいながらの今季バウンスバック。

サンズもデビン・ブッカーとケビン・デュラントの合計86得点で一矢報いました。

シクサーズはジョエル・エンビードのヒザの状態とジェームズ・ハーデンの迷いが心配ですが、まぁなんやかんや良い試合をしてくれます。きっと。

怪我は兎も角、何が起こるかわからない緊張感のある雰囲気はプレイオフの醍醐味。

ファン含め各チームどきどきの綱渡りであります。

代理ゴリラ。

極めてテキトに―まとめたところで、今回はこの辺で。ではまた。

おまけ。

今季プレイオフでのショットクロック残り時間毎のPPS(1ショットあたりの得点)とFGA(FG試投数)。2023/5/3時点での画像なので少し古いです。

赤いほどPPSが高く、長いほどFGAが多い

やっぱりショットクロック残りギリギリのシュートは外れやすいようで、速攻やトランジッション含む余裕のある時間帯は入りやすい(残り17秒除く)。

至極当たり前な結果にも思えますが、こうして図で見ると面白いですね。レギュラーシーズンのものとプレイオフ終了後のものも是非公開しておくれやす。

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