【NBA】NBA2024TOPスコアラーランキングと千差万別な彼らのショットチャートと極端な選手たちと。ドライブ頻度とプルアップミドル%の散布図その他。
スパーズの戦略研究担当やアメリカ代表のアナリティクスコンサルタントを務めていたKirk Goldsberryさんが近々2冊目の本↓を出版するそうで。

Kirk Goldsberryさんの前著“SprawlBall: A Visual Tour of the New Era of the NBA”は2019年当時非常に話題となりました。

レブロン・ジェームズ、ステフィン・カリー、ケビン・ラブ、ジェームズ・ハーデンやリーグ全体でのショットチャート等、様々なグラフや挿絵を用いて視覚的にわかりやすく現代NBAのスコアリングを分析解説してくれた素晴らしい著作です。
ショットチャートって何であんなにワクワクするんでしょうね?勿論興味ないって方も大勢いるんでしょうけど、わたくし一日中見ていられます。
というわけで、今季2024TOPスコアラーたちのトゥルーシューティングチャート(フリースローを得た位置含むショットチャート)を見てみましょう。
その前にまずは今季2024PPGランキング。以下全て2024/1/29時点。

今季2024、25.0PPG以上対象TS%ランキング。

今季2024ジョエル・エンビードのトゥルーシューティングチャート。

今季2024ニコラ・ヨキッチのトゥルーシューティングチャート。

今季2024ルカ・ドンチッチのトゥルーシューティングチャート。

今季2024デビン・ブッカーのトゥルーシューティングチャート。

今季2024シェイ・ギルジャス・アレキサンダー(以下SGA)のトゥルーシューティングチャート。

それぞれ得意不得意な場所はありますが、基本的に皆アウトサイド/ミッドレンジ/リムで効率良く決めております。
SGAはリーグNo.1のドライブ回数/頻度ですけど、ドライブレイアップだけでなくドライブからのプルアップミドルも得意ってのがまたオシャレです。

ミッドレンジが得意な選手へはドロップカバレッジの有効性も薄れますし、ゴール下やダンカ―スポットが空きやすくもなりますし、本人のスコアリングだけなくチームスコアリングにとっても良いことだらけです。ヨキッチやドンチッチのロブ/At Rimアシストもよりアンストッパボーになろうってもんです。
それはそれとして、ヤニス・アデトクンボやザイオン・ウィリアムソンの「外がないなら近くに行けば良いじゃない」みたいな極端かつダイナミックなショットチャートもたまらなく愛おしい。
今季2024ヤニスのトゥルーシューティングチャート。

今季2024ザイオンのトゥルーシューティングチャート。

「いやいや、2点より3点の方が良いだろ、常識的に考えて」みたいなショットチャートも好き。
今季2023ルーク・ケナードのトゥルーシューティングチャート。

今季2023サム・ハウザーのトゥルーシューティングチャート。

「ダンクとディフェンスで飯食ってますんで」みたいなのも良き。
今季2023ルディ・ゴベアのトゥルーシューティングチャート。

結局何でも好き。
ケビン・デュラント、ステフィン・カリー、レブロン・ジェームズのトゥルーシューティングチャートは先日記事↓に載せましたので気になる方はそちらへ。

今回はこの辺で。ではまた。