【NBA】スーパーマックス契約と2023オフに締結されたFA契約と未契約選手一覧。ジェイレン・ブラウン、エンビードはおめでとう。クリスチャン・ウッドはいずこへ?
ジェイレン・ブラウンがスーパーマックス契約(正式名称Designated Player Veteran Extension)を締結。
5年総額304Mのフル保証、トレードキッカー付き、オプション無し。
304Mは史上最高総額で年平均はおよそ60M。
高い気はしますけど、まぁ、すぐ来季オフ誰かしらに更新されるんじゃないですかね。
スーパーマックス契約を結ぶのはジェイレン・ブラウンで史上11人目(アワード選出によるサラリーキャップ5%分増額契約を含るともっと沢山います。ルカ・ドンチッチのDesignated Rookie Extensionやブラッドリー・ビールの10年目以降ベテランMaximum Extensionをスーパーマックス契約扱いする記事もありますが、厳密には別物です。NBAの契約ホントややこしい)。
ジェイレン・ブラウン(ボストン・セルティックス)
ラッセル・ウェストブルック(オクラホマシティ・サンダー)
ジェームズ・ハーデン(ヒューストン・ロケッツ)
ステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)
ヤニス・アテトクンボ(ミルウォーキー・バックス)
ニコラ・ヨキッチ (デンバー・ナゲッツ)
カール・アンソニー・タウンズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)
デイミアン・リラード(ポートランド・トレイルブレイザーズ)
デビン・ブッカー(フェニックス・サンズ)
ジョエル・エンビード(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)
ジョン・ウォール(ワシントン・ウィザーズ)
以上11名。
()内は契約したチーム。2023/7/26現在も同チームに所属しているのは11名中8名。2名(ハーデンとラス)は別チーム所属、1名(ジョン・ウォール)は無所属。3名で7回のトレード。デイミアン・リラードはトレードリクエスト中。
さらにジョエル・エンビードは先日「フィリーもしくは別のどこかで優勝したい」とのコメント。
それはそうと結婚おめでとう!
話を戻しまして
一応スーパーマックス契約は「生え抜き選手に高額オファーを出せるようにしてスモールマーケットチーㇺにも平等にチャンスを与えましょう」「フランチャイズプレイヤーの過度な流出を防ぎましょう」といった意図もあったはずですけど、まぁあまり機能してないですよね。
スモールマーケットチームほどスーパーマックス契約によるキャップ圧迫の枷は重くなり、最近は選手もチームも「現体制では無理そう」となればトレードお構いなしです。
近年は特に見切りが早く感じます。2.3年閉塞感が続くと直ぐに解体案が出ますしね。現状「アンタッチャブル」と言えるのは優勝を経験したステフとヤニスとヨキッチくらいでしょうか。
散々言われてる事なので本記事ではこれ以上掘り下げないでおきます。いずれ頭の良い方が頭の良い解決策を考えてくれるでしょう(テキトー)。
んで、そんなキャップ圧迫に困っているチームの救世主となるかもしれない未契約FA選手たち一覧(一部)。
ダニー・グリーンみたいな優勝を経験しているプレイオフ経験超豊富なベテランがOKCサンダーやオーランド・マジックみたいな若いチームでメンターやってるところ超見たい。
それがスパーズだったら超嬉しい。
クリスチャン・ウッドは契約も得られない上にNBA関係者から「もしウッドに規律を守らせられたら、それはレブロンのGOATとしての立場を確固たるものにするだろう。それくらい大変な事だ」とまで言われて“泣きっ面にハチ”。
今回はこの辺で。ではまた。
おまけ。
2023/7/26現在、このオフに締結されたFA契約一覧。総額順。2way契約除く。