「歴代All-NBA-2nd選出回数TOP51ランキング」、その裏に潜む真のスポーツマンシップ。/ビル・ラッセル、ラッセル・ウェストブルック、クリス・ポール、デイミアン・リラードetc.

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「歴代All-NBA-2nd選出回数TOP51ランキング」、その裏に潜む真のスポーツマンシップ。/ビル・ラッセル、ラッセル・ウェストブルック、クリス・ポール、デイミアン・リラードetc.

今回は「歴代All-NBA-2nd選出回数TOP51ランキング」です。↓画像の中央列の数字がAll-NBA-2ndの受賞回数となります。今までのAll-NBA-2nd受賞者は総勢186名。

早速、「歴代All-NBA-2nd選出回数TOP51ランキング」を見ていってみましょう。

受賞回数歴代1位は8回でビル・ラッセル。何から語れば良いかもワカらない程のレジェンドですが少しだけ。
ビル・ラッセルはAll-NBA-2nd受賞8回に対して1stは3回しかありません。しかし、シーズンMVPは4回受賞しています。MVPを受賞して1st入りしない事は、今ではまずあり得ない事です。
当然理由がありまして、ビル・ラッセルの現役時代(1957~69)はMVPが「選手間投票」によって決められていました。一方All-NBAはメディア投票。ウィルト・チェンバレンとボブ・ペティットという、これまた偉大なライバルと争った結果、’58と”61と’62はMVPを受賞しながらもAll-NBA-1stはチェンバレン(’61、’62)とペティット(’58)に譲る事となりました。

チェンバレンはAll-NBA-1st7回とビル・ラッセルを4回上回っていますが、リングの数とMVP回数ではラッセルが上回っています。(チェンバレンの優勝回数2回、ラッセル11回。チェンバレンのMVP回数4回、ラッセル4回)

切磋琢磨し合い、友情を育み、時には憎み合った事も。

しかし、ビル・ラッセルはチェンバレンの死を知らされた2番目の人物でした(チェンバレンの甥の証言、wiki参照)

チェンバレンへの追悼で述べたビル・ラッセルの言葉。

我々は人々が言うライバルではなかった、ただ競争が好きだっただけです。
激しい競争は我々を“永遠の友人”にしてくれました

不謹慎かもしれませんが、私の大好きな言葉です。

・・・・・目ざとい方はタイトルが「TOP51ランキング」なのに、画像ではTOP50までしかない事に気付かれたかもしれません。

51位は勿論この男。

思う存分、競争していて欲しい。

今回はこの辺で。ではまた。

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