【NBA】デイミアン・リラード、エイトン、ホリデー、ヌルキッチらが絡む大型トレード。アイソレーションとP&RのPPPランキング、各チーム今昔比較。
デイミアン・リラードが遂にトレードとなりまして。
差し当たっての雑感。
各チーム更なる動きを生みそうなトレードですこと。
再建に着手したブレイザーズはタイムラインの合わないドリュー・ホリデーをどこに出すんでしょう?現在のNBAはバックコートの層が厚くて「ガードが足らない」ってチームは少ない上にブレイザーズが求める指名権orプロスペクトとサラリーがマッチする選手を持っているチームとなると・・・・ラプターズ?わからん。
バックスはホリデーと共にグレイソン・アレンと指名権1つとスワップ2件を提供。リラードのアイソレーション(以下Iso)、ブルック・ロペスorヤニスとのP&Rは超超強力となるでしょう。
2023レギュラーシーズン、IsoのPPP(1ポゼッションあたりの得点)ランキング。1試合平均4回以上Isoをやっている選手対象。
2023レギュラーシーズン、P&RハンドラーのPPP(1ポゼッションあたりの得点)ランキング。1試合平均5回以上やっている選手対象。
2023レギュラーシーズン、P&RロールマンのPPP(1ポゼッションあたりの得点)ランキング。1試合平均2回以上やっている選手対象。
ただリラードは今まで組織的かつ(NBAの中で)高水準なディフェンスの一員となった事がありません。バックスの高齢化は進み、ヤニスの周りには極力揃えたいシューターも人数的には減りました。
2023レギュラーシーズン、バックス選手の3P%。
規律あるディフェンスを徹底すべくリラードは大忙し、ヤニスもミッドレンジのシュートタッチを取り戻し、あわよくば3Pも向上で大忙しです。ただ高齢化かつ、ヤニス、クリス・ミドルトン、リラード、ブルック・ロペスは近年怪我も目立つ様になってきましたから、恐らくロードマネージメントは多めになるような気がします。(楽しい予想でなくて申し訳ない)
バックスもリラードもヤニスも優勝でしか満足できないでしょう。逆に言うと、レギュラーシーズン中に負けが込んだとしてもプレイオフで取り返せば万事OK。「課題が早めに見つかってラッキ―」くらいなもんです。長い目で見て楽しもうと思います。
サンズ。
2021NBAファイナル進出メンバーはデビン・ブッカー唯一人となりました。
既に「今オフの勝者」と言われていたサンズの更なる改造。ディアンドレ・エイトンと52位指名ルーキーのトゥマニ・カマラを出してユスフ・ヌルキッチ、ナシール・リトル、キーオン・ジョンソン、グレイソン・アレンを獲得。ローテーションはどうなるんでしょうね。
・・・・・・やっぱりちょっと寂しい。
今日だけはしんみりしつつ、明日からまたバカみたいな明るい記事を上げていこうと思います。
月並みですが、皆のご健勝を願いつつ
今回はこの辺で。ではまた。
余談。
開幕直前まで、いや開幕以降もチームは変化していきますから、どの時点であれ戦力分析・予想ってのは無駄になる事の方がずっと多いです。当ブログも過去に何度かパワーランキング記事・戦力分析らしき記事を書いていますが、6月頃のパワーランキング記事が閲覧されているのを見ると何だか申し訳ない気持ちになります。
とはいえ、どなたかの暇潰しや僅かでも楽しい時間を提供できたのなら、それは決して無駄ではないと捉えまして、これからも記事を書いていこうと思いますですはい。
最後に、私来季はタイラー・ヒーローを今まで以上に超応援させて頂きます。NBAでは致し方ない事ですけども、まだ若く有望でありながら何年もトレードの話に晒され続けるのは世知辛いです。
頑張れヒーロー。