【NBA】殿堂入り国際スターの功績とスタッツ一覧。エンビードの決断。ルカ・ドンチッチによるドライブ&キックの大きな助け?ツインタワーの本格化?マーベリックス対ウルブズ戦で見つけた新たなロマンと課題。
試合!!
というわけで本日2023/10/6アブダビにてNBA2024シーズン初プレシーズンゲームが実施。
とりあえず試合結果。
「プレシーズンゲームの結果なんて気にしてもしょうがない」とはよく聞かれる言葉ですが、些細な事から多くを感じるのもNBAファンの性(さが)ってもんです。
気になったところをいくつか。
両チーム共スターターの出場時間は控え目で前半の出場が殆どでした。マブスは成長盛りの若手・新加入が多いのでローテーションが気になる所ですが、本試合ではルーキー二人デリック・ライブリーⅡとオリビエ・マクサンス・プロスパー(O-Maxって呼ばれてるのイカす)がスターターを務めました。
インテリアディフェンスはDefRtgの良かった2022シーズンからマブスの課題でした。その問題解決を直ぐルーキーや新加入選手に期待するのは無茶ですので長い目で見ていきましょう。本試合で圧倒されたのはむしろ“糧”です。
前半マーベリックスは3P14本連続ミスからの新加入グラント・ウィリアムズが2本連続成功。ドンチッチはドライブ&キック、3Pアシストが非常に多いですから、新加入グラント・ウィリアムズ、再加入セス・カリーの3Pには期待大です。
昨季2023レギュラーシーズン、100ポゼッションあたりの3Pアシスト数ランキング。1000分以上出場選手対象。
昨季2023レギュラーシーズン、100ポゼッションあたりのAt Rimアシスト数ランキング。1000分以上出場選手対象。
マブス新加入選手の2023スタッツ↓。
ドンチッチは16分の出場時間終始リラックスしてる風でタフ3Pやアクロバティックand1を決めて25得点と流石の活躍でしたね。カイリー・アービングとどういうケミストリーを見せてくれるか、今後も楽しみです。‘your turn, my turn’(両者のIsoヘビー)で行くのか、連動性を高めるのか。うーん、どうなるんでしょう?
一方ウルブズ。
カール・アンソニー・タウンズ(以下KAT)、ゴベアらの試合中の真剣な面持ちやコミュニケーションを取り合う姿が印象的でしたね。(アンソニー・エドワーズは軽度の足首捻挫で欠場)
KATは今オフ強気な発言も多く、期するものもあるのでしょう。
昨季は怪我で29試合出場。ウルブズは早々にシーズンプランを変更せざるを得なかったでしょうし、今季こそゴベアとのツインタワーやエドワーズ始め良いゲル化に期待。3本柱以外でもジェイデン・マクダニエルズのウィングディフェンダーとしての飛躍、大人気ナズ・リードと再契約成功など収穫もありましたからね。
やっぱりKAT&ゴベア、AD&ブギー、サボニス&ターナー、オラジュワン&サンプソン等々ツインタワーは兎に角ロマンの塊であります。
勿論ダンカン&ロビンソンも素晴らしかったです。
間違えたこっち↓。
試合外ではダーク・ノビツキーの殿堂入りを祝福する映像が多くて心温まりました。
アルビダス・サボニスやドラゼン・ペトロビッチらがNBA国際化の開拓者だとするならばダークは促進者とでも言いましょうか。選手以外にも多くの方の尽力があって成された偉業ですが、ダークの功績は決して小さくないでしょう。勿論同時に殿堂入りとなったトニー・パーカーとパウ・ガソルもです。
後これ好き↓。
今回はこの辺で。ではまた。
おまけ。
ジョエル・エンビードがアメリカ代表への参加を表明。
最近「次のアメリカ人MVPは誰になるのか?」みたいな話題をちょいちょい見かけましたけど、エンビードがなったって事で。
何にせよアベンジャーズ!!