現役&歴代スーパースター初優勝時プレイオフスタッツランキングとWSランキング。NBA選手にとっての節目の年齢とは?
本日2024/6/7遂に2024NBAファイナルが開幕。この時期は毎年「一年あっという間やなぁ」と思います。んで「もう○○歳かぁ。人生あっという間やなぁ」とも思うわけです。
現在ルカ・ドンチッチは25歳。ジェイソン・テイタムは26歳。両選手、初優勝がかかっています。
マイケル・ジョーダンの初優勝は28歳。レブロン・ジェームズは27歳。ステフィン・カリーも27歳。後に王朝を築いた選手でも初優勝は20代後半ってのが多いです。
ドンチッチとテイタムもそうなるかもしれません。もっと言えばニコラ・ヨキッチも初優勝は28歳、ヤニス・アデトクンボも26歳です。王朝候補(?)が大勢いてワクワクしますね。
本記事では、過去優勝したスーパースターの初優勝時スタッツを眺めてみましょう。
現役ファイナルMVP選手対象、初優勝シーズンのプレイオフ平均スタッツ。WS順(※)。
※:WS(ウィンシェア)はボックススコア上の貢献度を基に、チームの勝利数を選手個人へ分配した指標です。総合指標の中では珍しく加算されていき、総出場試合数・勝利数の影響も大いに受けるので、手っ取り早く“可用性”含めた評価をするのには割と向いています。
とは言え、他総合指標と共通の欠点・留意点(ディフェンスや詳細な能力評価には向いていない等)もありますので、ちょっとしたヒマつぶし程度に捉えて頂ければ。詳細な計算式・解説へのリンク
非現実的な数字が並んでおります。
カワイ・レナードのみ初ファイナルMVPとった時は22歳と一際若く、後の姿の雛型は出来てましたけどスタッツ的にはまだ大人しめ。
後の姿はこうです↓。
カワイの2019プレイオフ平均スタッツ。
折角なんで初優勝云々関係ないプレイオフWSランキングでも見てみましょうか。
現役選手対象、シングルシーズンプレイオフWSランキング。PPG/TS%他併記。以下全て2024/6/6時点。
怒涛のレブロン・ジェームズ。優勝を逃したシーズンでも平気でランクインしてます。30過ぎても平気でランクインしてます。
レブロン、ステフ、ジョーダン、ティム・ダンカン、過去王朝を築いた選手たちは「必ず訪れる“肉体的な衰え”に上手く適応した」とも言えるでしょう。「ディスリスペクト」と受け取られかねないのでオイソレとは言えませんが、皆確実に肉体的に衰えてはいながらもハイパフォーマンスを維持してます。スキル・フィジカル・BBIQ等々、多くの分野で努力研鑽を重ねないと出来ない事でしょう。
歴代シングルシーズンプレイオフWSランキング。
こうしてみても26歳前後の選手が多いですね。バスケに限らずフィジカルとスキルと経験のピークが重なりやすい年齢ですから当然っちゃあ当然なんですけども
2005以降のシーズンMVPリスト。
今季ファイナルではカイリー・アービング32歳にも頑張って頂いて、あわよくばファイナルMVPを・・・・・・
どっこいアル・ホーフォード38歳?
今回はこの辺で。ではまた。
おまけ。
歴代レギュラーシーズン、シングルシーズンWSランキング。
今季2024レギュラーシーズンWSランキング。
今季2024プレイオフWSランキング。NBAファイナル開幕前時点
チェット・ホルムグレンがレギュラーシーズンWSで15位。
WSがどうとかって言うより、前年シーズン全休を経て今季レギュラーシーズン&プレイオフ全試合出場ってのが嬉しい。怪我をした直後にこんな記事を書いたんですけど↓
まったくもって大きなお世話でした。立派。