【NBA】歴代&2024ゴール下の覇者ランキング。被アシスト率の高い選手と低い選手たち他。/ヤニス、レブロン、シャック、ドンチッチ、リーブス、レイカーズ、マブス、バックス、キャブス、八村塁、リラード、ザイオン、ペリカンズ、SGA、OKCサンダー

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歴代&2024ゴール下の覇者ランキング。被アシスト率の高い選手と低い選手たち他。

前々回のショートミッドレンジ、前回のロングミッドレンジに引き続き今回はリムFG(0~4feet)を見てみましょう。

歴代(1997シーズン以降)のリムFG最多成功数ランキング。試投数/%他併記。以下全て2024年9月時点。

1997以前は距離毎のスタッツは公式には計測されていませんでした。

ビッグマンばかりになるかと思いましたがそうでもないですね。

1位はレブロン・ジェームズ、2位はシャキール・オニール。全くタイプの違う二人が並んでいます。

シャックの全盛期は過ぎていましたが夢のようなデュオ(2010シーズンのキャバリアーズ)。
今も昔もシャックは憎まれ役をしながら道化役もこなしております。

キャリアの長さからトータル数ではレブロンがぶっちぎりですが1試合平均ですとレブロンが約5.47、シャック約5.53とほぼ同数値。

基本的にはどの選手にとってもリムFGが最も効率の良いショットで狙いたいショットですが、そこに至るまでの道筋は千差万別です。オールラウンドなスキルセットを持つレブロンはドライブレイアップ・ポストアップ・アリウープと多様な手段があったのに対し、シャックは圧倒的パワーとポストフットワークでもってリムFGを量産しておりました。

昨季2024のリムFG最多成功数ランキング。

ヤニス・アデトクンボが圧巻の1位。歴代でも既に4位です。%も77.5%と非常に高数値。史上最高峰のリムフィニッシャーと言っても過言でないでしょう。

昨季2024シーズンはデイミアン・リラードが加入した事でアイソレーションやミッド・ロングレンジの頻度は下がった分、ゴール下での強みがより強調されました。

ヤニスの距離毎のFGA頻度と%。

2020~2023まで1試合平均4回以上やっていたアイソは2024は3.4まで下がりました。

来季2025はリラードとのケミストリーに更に磨きをかけ、怪我もなきよう願っております。

歴代のリムFG%ランキング。リムFG成功数1500以上対象。

続いて昨季2024のリムFG%ランキング。リムFG成功数150以上対象。

注目したいのは昨季9位のルカ・ドンチッチ(75.8%)と19位のオースティン・リーブス(74.1%)。

優れたロブキャッチャーやロールマンは自然とリムFG%が高くなります。チームメイトに優れたボールハンドラーやピック&ロールパートナーがいるとオープンになる機会も増えます。そういった形でリムFG%が高くなっている選手は%Ast’d(アシストされたFGの割合)も高くなる傾向にあります。

昨季2024のランキングをもう一度%Ast’d付きで見てみましょう。(右端が%Ast’d)

ドンチッチの%Ast’dは僅か27.5%。ほぼセルフクリエイトでのリムFGで75.8%の超高効率。%Ast’dの低さはオフボールムーブでのショットクリエイトの少なさの表れでもありますので無条件に称賛すべき数字というわけではありませんが、1位デリック・ライブリーⅡと2位ダニエル・ギャフォードのリムFGを演出している事なども加え、ドンチッチもまた史上最高峰のオンボールスキルの持ち主と言って過言ではないでしょう。

個人的に一番驚いたのはオースティン・リーブスのリムFG74.1%と%Ast’d49.4%。3Pやファウルベイトの上手さの印象で目が曇っておりました。昨季2024は82試合全てに出場し入団以来3年間で207試合出場(プレイオフ含めると228試合)。かなりのコストパフォーマンスかつタフガイです。

両者アツいプレイを披露しつつ偶に面白いミームを生んでくれるのもまた良き。

今回はこの辺で。ではまた。

おまけ。

昨季2024、リム%Ast’dランキング。リムFG成功数150以上かつリムFG60%以上対象。

昨季2024、リム%Ast’dランキング(低い順)。リムFG成功数150以上かつリムFG60%以上対象。

昨季2024のリムFG%ワーストランキング。リムFG成功数150以上対象。

一番低くとも55.9%あります。今後もケイドは臆せず打つべし。

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