「歴代All-Defensive Team選出回数TOP50ランキング」、1回しか受賞してない選手が最もレジェンド。/クリス・ポール、レブロン・ジェームズ、カワイ・レナード、ドレイモンド・グリーンetc.
今回は「歴代All-Defensive Team選出回数TOP50ランキング」です。2022/10/14時点。
1stも2ndも引っくるめての回数ですが、ABAでの受賞は含めていません。↓の画像で言いますと、一番右の数字がNBAでの受賞回数で一番左がABA含めての回数です。今迄の受賞者総勢175名、多いような少ないような。
それでは「歴代All-Defensive Team選出回数TOP50ランキング」、見ていってみましょう。
1位ティム・ダンカン15回、2位コービー・ブライアント12回、3位ケビン・ガーネット12回、4位カリーム・アブドゥル・ジャバー11回、5位スコッティ・ピッペン10回etc.と続いていきます。
で、意外なのがTOP5の内ディフェンシブプレイヤー・オブ・ザ・イヤー(以下DPOY)を受賞した事があるのは、3位のケビン・ガーネットだけです。
さらに言うならTOP10中でもガーネット、マイケル・ジョーダン、アキーム・オラジュワンの3人だけです。
これには少し「種明かし」というか、ちょっとした「理由」もありまして。
All-Defensive Teamは1968-69シーズンに設立された賞ですが、DPOYは1982-83シーズンに設立された比較的に歴史の浅い賞なんです。なのでそもそも「DPOY受賞者が少ない」ですし、カリームやボビー・ジョーンズ、デニス・ジョンソンの若い頃には受賞機会がなかったんです。
それに、設立間もない頃に複数回受賞したシドニー・モンクリーフやマーク・イートンはキャリア年数が12年と11年と短めでした。やっぱりエリートなディフェンスは体への負担が大きいんでしょうな。
コービーやダンカンのキャリアの長さには尚更驚かされます。・・・・ジュディ・セトさん(※)は今何をされているのだろうか。
※:長年レイカーズのコンディショニング/怪我予防/リハビリ等を担当した理学療法士。コービーに対してすら引けをとらない向上心と矜持を持ち合わせていた方で、コービーは彼女を頼りにし深い信頼関係で結ばれていた事で有名です。
ウィルト・チェンバレンやビル・ラッセルの現役時代にDPOYは存在しなかったので受賞回数はゼロ。All-Defensive Teamも最晩年に設立されたので2回と1回の受賞のみです。
チェンバレンとビル・ラッセルの2人共、引退年にAll-Defensive-1stを受賞してます。やっぱりレジェンド。
今回はこの辺で。ではまた。