【NBA2023】完全なトリプルダブルを成し遂げた選手たちと現在過去の奇妙なつながり。/ラッセル・ウェストブルック、ウィルト・チェンバレン、ドレイモンド・グリーン、ニコラ・ヨキッチ、デンバー・ナゲッツ、ウォリアーズ、レイカーズ

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【NBA2023】完全なトリプルダブルを成し遂げた選手たちと現在過去の奇妙なつながり。

以前、FG&FTノーミス試合の事を“NBA版完全試合”と私が勝手かつテキトーに呼んで、それに関する記事を書きました↓。

「FG&FTノーミス」にいくつか条件を加えてみたらどうなるか、が本記事。

まずは二桁リバウンドと二桁アシスト。つまり“トリプルダブル完全試合”のリスト。

NBA史上でたった3例しかありません。

トリプルダブルといえばオスカー・ロバートソンとこの男、ラッセル・ウェストブルック。
MVPを獲得した’17シーズンの記録ですね。逐一取り上げたらキリがないほど記録づくめで、まさしくメモリアルなシーズンでした。
ことオールラウンドなスタッツボリュームに関しては今後’17ラスを超える選手は出てこないのでは?と思うほどの働きぶり。この年のUSG%は歴代1位でAST%は歴代3位(1位と2位は’91’90ジョン・ストックトン)。
私は割と細っかい試合の見方をしたりもしますけど、’17ラスの試合はとにかく感情の赴くまま、ワクワク感を楽しんでおりました。

’17ラスのスタッツ一覧。※画像クリックで拡大

2例目、ウェス・アンセルド。現ウィザーズHCの御父上。
ウェス・アンセルドは以前少し取り上げた事ありますね。

というかトリプルダブルより30rebが今ではレアな記録です。まぁ、この迫力ですし。そりゃあ取りますわね。

3例目はエバン・ターナー。
最近はSNSでの発言がたまに話題になったりします。引退後すぐに就いたセルティックスのACは今はやっていないようですが、もうコーチ職には興味ないんですかね?

3例だけでは少し寂しのでオマケ。
「FTノーミス」の条件を除外した“トリプルダブル準完全試合”のリスト。

それでも10例だけ。内3例がウィルト・チェンバレンで42pts30reb10astとかいう記録を残しております。
先日通算トリプルダブル数でそのチェンバレンを抜いたニコラ・ヨキッチの名前がすぐ下に。FT1本ミスしただけですから惜しかったですね。本人は然程気にしてなさそうですけども。
チェンバレンの記録を抜いた時も”Its nice.”で済ます男ですし。

後のインタビューではしっかりとチームメイトへの感謝も述べておりました。リンク。

さらにその下にはドレイモンド・グリーンが2例。
ヨキッチは以前ドレイモンドからTV番組上でディフェンス面について苦言を呈された事に感謝をし、ドレイモンドは苦言を呈したのに感謝された事にビックリして「“選手への批判”について考えさせられる出来事だった」と自身のポッドキャストで明かしていました。
そういう事もあってか、2人はフレンドリーな雰囲気を漂わせることが多い印象です。(試合中は「危ない」ってプレイもあるんですけど)

リンク。

チェンバレン→ヨキッチ→ドレイモンドと繋がっているのがなんとなく面白いです。

オーランド・マジックのチャールズ“ボー”アウトローの名前も。
2000年オーランド・マジックは前年を最後にペニーと名将チャック・デイリーが去り、下馬評がめっちゃ低かったです。1998シーズン、MJ2度目の引退。1999シーズンはロックアウトにより短縮シーズン。2000年頃は「今後どうなっていくんだ?」って雰囲気が例年よりもさらに強かった思い出があります。しかしダレル・アームストロング、ベン・ウォーレス、ボー・アウトローら泥臭い選手たちの奮闘は当時NBAを大いに盛り上げてくれました。
この年、オーランド・マジックは惜しくもプレイオフ進出はなりませんでしたが、チャック・デイリ―の跡を継いだドック・リバースHCは就任1年目にしてコーチ・オブ・ザ・イヤーを受賞しております。

トリプルダブルは何だかんだワクワクします。試合を観ていて達成間近な選手がいるとソワソワする感じが楽しいです。30得点40得点50得点とかの節目と同じで達成した瞬間はやっぱり晴れやかな気分にもなれますしね。

というわけでラス、今後も末永く応援させて頂きます。

今回はこの辺で。ではまた。

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