NBA’23世界各国選手の友情と挑発とスタッツリスト。/体はデカくとも誕生日会では子供になるNBA選手。/SGA、ドンチッチ、ヤニス、ヨキッチ、八村塁、ゴベア、シュルーダーetc.

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NBA’23世界各国選手の友情と挑発とスタッツリスト。/体はデカくとも誕生日会では子供になるNBA選手。/SGA、ドンチッチ、ヤニス、ヨキッチ、八村塁、ゴベア、シュルーダーetc.

WBCベースボール凄かったですね。私は野球に関してはチンプンカンプン。それでも大好きなスポーツの一つ。日本代表は勿論、世界各国の野球人に対するリスペクトを抑えきれませんでした。

日本対メキシコ戦後に見かけた名も知らぬ方のコメント。(ラーズ・ヌートバーのインタビューについたコメント)

Respect Mexico. Win or lose, it doesn’t matter. we are all Baseball Family.

メキシコへ敬意を。勝とうと負けようと、我々は皆ベースボールファミリー。

良い言葉。

で、ですね。

バスケットボールのワールドカップが2023年8月25日から9月10日までフィリピン、日本、インドネシアの史上初3ヶ国共同開催で実施されます。出場国は以下。

アフリカ: アンゴラ、カーボベルデ共和国、コートジボワール、エジプト、南スーダン
アメリカ: ブラジル、カナダ、ドミニカ共和国、メキシコ、プエルトリコ、アメリカ、ベネズエラ
アジア: オーストラリア、中国、イラン、日本、ヨルダン、レバノン、ニュージーランド、フィリピン
ヨーロッパ: フランス、フィンランド、ジョージア、ドイツ、ギリシャ、イタリア、ラトビア、リトアニア、モンテネグロ、セルビア、スロベニア、スペイン

まだNBAのシーズン中ですので、本記事で、これ以上W杯については書きませんけれども、とにかく超楽しみです。めんそーれ、世界のバスケ人。

本記事で書きたいのは「W杯について」ではないんですけど「W杯に大いに関係してる事」でもあります。

本日2023/3/23のペイサーズ対ラプターズ戦。

ペイサーズのスターティング5にはベネディクト・マスリン、オシェイ・ブリセット、アンドリュー・ネムハードのカナダ出身選手が3人いました(同チームで3選手同時スターターはNBA史上初)。

カナダはアメリカの隣に位置していて、ラプターズや過去にはバンクーバー・グリズリーズもありましたから「海外」「国際選手」といった印象は正直あまり湧かないんですけども、兎に角良い選手揃いでNBAでも国際大会でも目玉になり得る国です。

上記3人以外にも若い才能に溢れております。

カナダ生まれ選手の今季’23スタッツ一覧。PPG順。2023/3/23時点。※画像クリックで拡大

生まれがカナダなだけでカナダ国籍でない選手もいるかもしれません。

今季’23NBAで24人ものカナダ出身選手がプレーをしました。名前を見ると、バランスの良いロスターが組めそうです。

インテリアディフェンスに不安がありそうですけど、それは他の国も一緒だから問題なし!・・・・・・・フランス以外。

フランスはこんな感じ。

フランスはこれにエンビードが加わるかもしれないってんですから・・・さらにビクター・ウェンバンヤマもいるんですから・・・・・・他の国に分けましょう!

ドイツ。

EuroBasket2022で「選手間でのまとまり」を一番感じたのはドイツでしたね。プレーが途切れるたびにハドルを作ったりコミュニケーションを交わしていました。

試合前にミカンを食べるデニス・シュルーダー。なんか好きな写真。真面目な話、よくリーダーシップを発揮してました。

EuroBasket2022優勝国スペイン。

スペインはHCのセルジオ・スカリオロが一番恐ろしい存在かもしれません。タイムアウト取るたび、相手のランを止め、自チームのランを生む印象です。
一発勝負トーナメントでのアジャストメントは世界一なのではなかろうか。采配の詳細はわかりませんけど、そう思わざるを得ない程の実績があります。

2009,2011,2015,2022のEuroBasketと2019ワールドカップで金メダル。銀銅メダルも沢山。

オーストラリア。通称ブーマーズ。

カイリー・アービングはオーストラリア生まれですけど国籍はアメリカで、オーストラリア代表としてプレイする事はないと思います。逆にマティス・サイブルは生まれはアメリカですけど、ルーツにオーストラリアがあってブーマーズの一員としてプレイ済み。代表参加中の動画が面白かったです。

ジョシュ・グリーンは東京五輪では出場時間がそこまで多くなかったんですけど、今季’23の成長ぶりを見るに、今後は代表でも存在感を増してくれるはずです。

ギリシャ。

セルビア。

ここに名前は載っていませんがニコラ・ヨビッチもいます。

スロベニア。

上記ギリシャ、セルビア、スロベニアの3か国はNBA在籍選手はそこまで多くありませんが、とんでもない影響力を持ったゲームチェンジャーを擁していますから、「彼ら一人いるだけでもう優勝候補」と言ってよいかもしれません。

日本。

キャム・トーマスは横須賀生まれ。国籍はアメリカで両親ともにアメリカ人なので日本代表としてプレイする事はないと思われます。

各選手の“W杯に出場するしない”はまだ不明ですけど、現役NBA選手以外にも懐かしい元NBA選手や未知のタレントも発見できるので楽しみ。

・・・・

・・・・・・・・結局「W杯展望」みたいな記事になってますね。

いや、まぁ、選手の出身国も意識すると、NBA内でも「興味深いやり取り」や「ほっこりエピソード」を発見出来て面白いんです。

先日のグリズリーズ対ナゲッツ戦でジャマール・マレーがディロン・ブルックスを挑発したのも「同じカナダ出身として旧知の仲だから」とか。

マレーがタフショットを決めた後、これ以上ないくらいの「ねぇ今どんな気持ち?」な瞬間。
若かりしブルックスとマレー。家も近かったらしいです。
さらに若かりしブルックスとマレー。2013年の映像

バブルではバルカン選手たちでお食事会が開かれたり、こういった繋がりは見ていて微笑ましいです。

ちなみに、この写真を撮ったのは当時ブレイザーズHCテリー・ストッツ。NBA復帰はよ。

このヨキッチが美女をはべらせているショッキングな写真↓。

これも実はほっこりする写真です。

同じセルビア人ボグダン・ボグダノビッチの誕生日会での写真で、左の女性はヨキッチの奥様、右の女性はボバン・マリヤノビッチの奥様。

EuroBasket2022にボグダン・ボグダノビッチは怪我で参加できなかったんですけど、大会直前の誕生日会にセルビア代表やボバンらが駆けつけてお祝い。写真はボバンの奥様がインスタにアップしたもの。

そして、はしゃぐボグダノビッチ。

試合後に同国同地域出身選手同士が仲良さげに会話を交わしたり、こういった選手間の繋がりは「スタッツやハイライトでは表せない名場面の一つ」と言えるかもしれませんね。

今回はこの辺で。ではまた。

おまけ。

オフにサバゲー?を楽しむボグダノビッチ。

チームメイトのトレイ・ヤングが「NBAベストシューターw」と笑っとりました。

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