ニコラ・ヨキッチ、良くも悪くもいつも通り。セディ・オスマン&フルカン・コルクマズ&アルペレン・シェングンのトルコ、怒涛の追い上げ。【W杯予選】トルコ対セルビア。

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ニコラ・ヨキッチ、良くも悪くもいつも通り。セディ・オスマン&フルカン・コルクマズ&アルペレン・シェングンのトルコ、怒涛の追い上げ。【W杯予選】トルコ対セルビア。

前半はヨキッチのみで19得点とセルビアが圧倒、最大21点差開くも後半にトルコが怒涛の追い上げを見せ第4Q残り2分で同点に追いつく展開。しかし、そこからの大事な場面で明暗を分けたのは“ミス”と“基本”。

トルコは逆転を賭したポゼッションでセディ・オスマンがマークマンを振り払うために手を使ってしまい痛恨のオフェンシブファウル、次のポゼッションでも似たような形でオフェンシブファウル。「終盤の競った場面で多少の接触ではファウルをとられない」とタカを括ったのかもしれませんが余りにも勿体ないTOVでした。厳しい判定でしたけど、直前に同じ手で払う動きでファウルとられてるんですから軽率と言わざるを得ません。その後の相手ポゼッションでフロップを試みてフリースローを与えたのも残念でした。

一方セルビアは後半にヨキッチへのダブルチーム・トリプルチームの対応に苦しみましたが残り2分からは落ち着いていました。ヨキッチへのダブルチームで空いた選手にパスを回し3Pを決め、相手のフロップで得たフリースローも2本しっかり決めて5点リード。その後相手シュートミスから速攻を試みるもミス、がヨキッチがフォローに走っていてプットバック。試合終了まで残り50秒の段階でエースセンターがゴール下を守った後速攻のフォローの為に走る、基本ですけど中々出来る事ではありません。お見事。

残り2分でセルビアが7-0のランを決め、結果は79-72でセルビアの勝利。トルコはなんだかんだ言いましたが後半熱い展開の良いバスケットを見せてくれました。セルビアとしても「ヨキッチへのダブルチーム後の対応」など課題の多い後半でしたがW杯本戦出場へは大きな前進。怪我の状態が心配されたヴァシリエ・ミシッチもシュートは不調でしたが、とりあえず元気そうで良かったです。

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FIBA.com
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