NBA’23&歴代連勝数&連敗数ランキング。/ニックスのパーフェクトバランスからの脱却。/復帰と離脱と期待とetc.

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NBA’23&歴代連勝数&連敗数ランキング。/ニックスのパーフェクトバランスからの脱却。/復帰と離脱と期待とetc.

2023/3/4時点での今季’23連勝数ランキング・・・・・ホントは随分前から本記事を上げようと思って準備していたんですけども・・・・・・・バックスがちっとも負けないので上げられませんでした。

いや、バックスに負けて欲しかったとかではなくて、「バックスがどこまで連勝するかわからないし、連勝中の時点で記事を上げてもなぁ」と思いまして。

そう我慢してるうちに、バックスは1か月以上負けなしの16連勝、リーグ首位の成績へと。

ウルトラマンもそう言ってるので、些か気が早いですが今季’23連勝数ランキングを見てみましょう。2023/3/4時点。※画像クリックで拡大

1位は現在継続中の16連勝バックス。連勝をどこまで伸ばすか楽しみですが、明日2023/3/5は強豪シクサーズと対戦。
ヤニス・アデトクンボとジョエル・エンビードの怪獣大決戦で、連勝云々を抜きにしても楽しみなカードです。

画像はイメージです。

そしてもう1チーム。現在長い連勝を続けているチーム。
8連勝中のニューヨーク・ニックス。

11月の時点では

“The中堅”な成績で、そこから暫く勝率5割ちょっとを維持していましたが、この8連勝でプレイイン圏内からは脱しそうです。


ニックスはエリートディフェンス/インテンシティの高いディフェンスに対抗できるタレントが足りないんじゃないか」とか失礼な事を思っていましたが、ジェイレン・ブランソンは見事に私の予想を覆し2月の東プレイヤー・オブ・ザ・マンスに輝き

西はニコラ・ヨキッチです。

ジュリアス・ランドルは今日の試合で、滅多に拝聴できないマイク・ブリーンの“ダブルBANG!”を生みます。

ジミー・バトラーのエリートディフェンスを上回るタフクラッチショット。心の中で謝っちゃいました。

8連勝の相手にはセルティックスがいて、内6試合は120点越えのハイスコアリングゲーム。

Cleaning The GlassでのOffRtgは現在3位(ガベージタイムでの数字を省いたOffRtg)。
2年前の堅守を誇ったニックスとは、また違った強さを発揮しています。

2年前、ニックスはDefRtgで4位、OffRtgでは24位とディフェンシブかつスローペースな試合展開で勝ちを重ねました。しかしプレイオフではホークスのエリートオフェンスを守り切れず、強度の上がったプレイオフのディフェンスを打ち破れるだけのディファレンスメイカーも現れず、あえなく敗退。
雑な感想で恐縮ですが、’21は躍進を果たしたシーズンとはいえ、早くも限界を感じさせるシーズンにも思えました。

2年前の’21DefRtgランキング。

今季’23OffRtgランキング。2023/3/4時点。

3位のOffRtgと8連勝の戦績だけで楽観視・前向きになり過ぎるのもどうかと思いますが、同じトム・ティボドーHC指揮下の2年間で、こうも“強み”が変化するってのは面白いですし、限界を超える期待も感じさせてくれます。
ペースが遅いのは相変わらずなのも面白いです。(’21はリーグ30位、今季は27位)

で、次は今季’23連敗数ランキング。2023/3/4時点

1位から4位のスパーズとロケッツに関して

とりあえずスパーズのデビン・ヴァッセル復帰は嬉しいです。序盤スパーズの好調で存在感・成長を感じさせてくれました。復帰試合でも22分の出場時間18得点でチームも勝利。
現在2連勝。今季スパーズは最長3連勝なので、目指せ4連勝。タンク?そんなもん知りません。

ロケッツは、ここ2年間で7人もの1巡目指名ルーキーを獲得。ジェイレン・グリーンのバネ仕掛けのようなジャンプやタフ3P、アルペレン・シェングンのパスワークと独特なFTルーティーンと走り方等々、試合を観ていて退屈する事はありません。
ただビクター・ウェンバンヤマなりスクート・ヘンダーソンを獲得できたとして、その豊富な若手たちはどうなるんでしょう。
試合内容を見ると、1on1やP&Rが多くて、ロールプレイヤー・オフボールプレイヤー・ディフェンシブプレイヤーとしての成長を感じさせてくれる選手はあまり多くないように感じます。

そういった面でレアル・マドリードでのルカ・ドンチッチの後輩、東京五輪で来日もしたスペイン代表ウスマン・ガルバには是非とも頑張って頂きたいです。

まだ20歳。2023年3月9日で21歳になります。

5位10連敗を記録したペリカンズは、何というか寂しいというか。

12月11日時点では18勝8敗でウェスト1位。そこから10連敗含む13勝25敗で、現在31勝33敗のウェスト10位。

ザイオン・ウィリアムソンの離脱は間違いなく大きな影響を及ぼしていますが、ザイオン不在は昨季ペリカンズは経験済みで、ウォリアーズはステフィン・カリー、ウルブズはカール・アンソニー・タウンズ、今後暫くのレイカーズはレブロン・ジェームズ、ウェストの他チームにも中心選手を欠いた状態で踏ん張った、これから踏ん張らないといけないチームはいます。
(グリズリーズもシーズン序盤のジェイレン・ジャクソンJr、デズモンド・ベイン、現在欠場中スティーブン・アダムズに続き、今日の試合でブランドン・クラークが非接触の怪我でロッカールームへ)

ペリカンズ(ザイオン)、レイカーズ(レブロン)、OKC(シェイ・ギルジャス・アレキサンダー)、ブレイザーズ(ユスフ・ヌルキッチ、アンファニー・サイモンズ)、2023/3/4現在、プレイイン当落線上の10位から13位の上記4チームはスターターを欠いた状態。

・・・・・・書いてて若干凹んできました。

なにはともあれ、全チームの健康と健闘を願っております。

今回はこの辺で。ではまた。

おまけ。

歴代レギュラーシーズン連勝数ランキング。2023/3/4時点。※画像クリックで拡大

2シーズン跨いでの記録を含んだランキング。

1シーズン内での記録。

歴代レギュラーシーズン連敗数ランキング。2023/3/4時点。※画像クリックで拡大

2シーズン跨いでの記録を含んだランキング。

1シーズン内での記録。


栄枯盛衰、驕れる者久しからず。

良くも悪くも一寸先は闇であります。

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