NBA選手たちのニックネーム
NBA選手につきものなのがニックネーム/愛称。有名or無名・常用されてるorされてない愛称と色々ありますが、個人的に気に入ってるものをテキトーにピックアップして紹介。
Slim Reaperスリムリーパー/ケビン・デュラント
スリムリーパーはGrim Reaper死神をもじった愛称です。KDの相手に絶望を与えるジャンパーと見た目を表した良いニックネームだと思いますが、当の本人はあまり好んでいないようです。
KDの背番号35はKDの恩師であり銃撃事件で亡くなられたCharles Craigさんの享年で、“That’s my goal is to get him out there and keep his name alive.”「僕のゴールは彼の名を世に出し、生かし続ける事」と語っていますから、“死”にちなんだニックネームはどうしても好きになれないのかもしれません。
いずれにせよ、Charles CraigさんもKDの思いも多大な敬意に値します。
手足の長さをタランチュラになぞらえた”Durantula,”「デュランチュラ」ってのもありますし、浸透しなかったものでは”K-Smoove” 、”Flight 35″、”Easy 30″なんてニックネームも。
Joker/ニコラ・ヨキッチ
元チームメイトのマイク・ミラーがJokicヨキッチの発音に難儀した事から命名。そのユニークなプレイスタイルや世界的人気コミック「バットマン」の人気悪役と同名な事も相まって瞬く間に浸透。数えきれない量のファンアート・コラ画像が生まれています。
他にはウィル・バートンが「プレイスタイルがハチミツの様になめらかだから」と命名した“Big Honey”「ビッグハニー」。出自は不明ですが“Serbian Totoro”「セルビアのトトロ」なんてニックネームもあります。
Le○○/レブロン・ジェームズ
レブロンと言えば“King”、若い頃は“Chosen One”「選ばれし者」が有名でしたね。
他にも気さくにBronブロンとかLBJとか。誰が呼んでんだか知りませんがBBRにはThe Little Emperor, The Akron Hammer, L-Train, Benjamin Bucketsなんてのも載っています。
で、ニックネームと言って良いのかわかりませんけど、レブロンにはお決まりの「言葉遊び」があります。
それが“Le○○”です。レブロンが何かする度に○○の部分に単語を入れる「言葉遊び」というか「大喜利」がNBAファンコミュニティ内で催されます。最も有名なのはリクルート活動した際の“LeGM”でしょうか。
正直もう陳腐化してますし、ユーモアも何もない単なる悪口も多くて、殊更注目する事はないんですけど、その分稀に秀逸に思えるものを見かけた時はちょっと嬉しいです。
最近だと(といっても2、3年前)、負けが濃厚になってレブロンが少し早めにコートを去った時の“Left for dead”(※)は失礼ながら座布団あげたくなっちゃいました。
※:Left for dead。「死体を置き去りにする・窮地の人間を見捨てる」の意。
今回のNBA選手たちのニックネームシリーズはここまで。ではまた。