【NBA】2024東西最強チームと最高のチームメイト。2018以降ハイパフォーマンスと可用性を兼ね備えた選手たち。/セルティックス、OKC、テイタム、デリック・ホワイト、ポルジンギス、ハーデン、デローザン、ヨキッチ、ナゲッツ、ニックス、ペイサーズ

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2024東西最強チームと最高のチームメイト。2018以降ハイパフォーマンスと可用性を兼ね備えた選手たち。

昨日2024/5/8の試合結果。

イースト&ウェスト首位の両チームが20点差をつけて先勝。

セルティックスについて少し。

まずは「バッファロー」ことデリック・ホワイト。

昨日の試合でも3P7/12含む25得点の大活躍。

今のところ3P成功数でリーグトップ。成功率も50%と超高水準。今季プレイオフで最もホットな選手の一人と言って過言ではないでしょう。

今季2024プレイオフ、3P成功数ランキング。以下全て2024/5/8終了時点。

他ランキング上位者と比べ試合数・出場時間が少なめな中での1位。ターンオーバーも僅か6つ。

まさに「ハイレベルにそつのない」選手です。ディフェンスにも優れ、ターンオーバーは少なく、ショットチャートにもクセが少ない。

2024レギュラーシーズン、デリック・ホワイトのトゥルーシューティングチャート。

2024レギュラーシーズン、デリック・ホワイトのシューティングスタッツ。

「この位置が大得意」ってエリアがあるわけではありませんが、特に苦手なエリアもない。パスの出しやすい選手。
キャッチ&シュートだけでなくプルアップ3Pも高水準。

タレント豊富なセルティックスでは必ずしも前面に出るとは限りませんが、いざ出るとなるとバッファローは物怖じしませぬ。

2024レギュラーシーズン、セルティックス選手のクラッチ(残り5分5点差以内状況下)スタッツ。

バッファローはチーム内最多12本52.2%で3Pを決め、FTは10/10のパーフェクト。

かといってボールタッチが少ない事に不満を漏らす選手でもなく、スター・ロールプレイヤー問わずこれほど有難いチームメイトはそうそういないでしょう。

そりゃあクリスタプス・ポルジンギスも試合中にチューしちゃいます。

御利益ありそう。

勿論ジェイソン・テイタムもです。

2023シーズン、ホワイトは笑いながらテイタムに「今シーズン、テクニカルファウルをいくつに抑えられる?10個以下は無理だよね?」と賭けを提案。下手にシリアスに「減らせ」と言うより余程効果的だと思います。元記事へのリンク

ついでにテイタムについても。

セルティックスは今季レギュラーシーズンぶっちぎりの首位で、テイタムが加入した2018以降リーグ内で最も安定したチームとも言えます。

2018以降セルティックスの戦績他。

優勝こそありませんが毎年プレイオフ出場、内NBAファイナル1回、カンファレンスファイナル3回。その全てにテイタムとジェイレ・ブラウンは貢献。

負担・ペースの増えた近年のNBAにおいて、大きな怪我も無く一貫して出場し続けられる中心選手は非っ常に稀かつ貴重です。プレイオフに出るという事は休暇が少なくなる事でもあります。テイタムほどハイパフォーマンスと可用性・継続性を維持できた選手は歴史的に見ても稀です。現在ですとテイタムとニコラ・ヨキッチはそういった分野での2大巨頭だと思います。

2018以降レギュラーシーズン総出場時間ランキング。その間でのPPG/TS%他併記。

2018以降プレイオフ総出場時間ランキング。

スターは良くも悪くも我が強くなりがちですが、チームメイトと不和を生む事が少ないのも◎。これもまたチームスポーツでは非常に大事な事です。過去のタレント豊富なチームや成長著しいチームが軋轢によって崩壊してしまった例は沢山ありました。タレント豊富なチームや所謂「スーパーチーム」が成功した事は思いの外少なく、成功した際はその業績を軽んじる事は出来ないとも思います。

これでもし今季セルティックスが優勝したら、テイタムは攻守優れた2wayプレイヤーどころじゃないです。攻守に優れたチャンピオンで、良きチームメイトでもあり、良き父でもあります。

息子を容赦なくブロックするテイタム。

父は強し。

今回はこの辺で。ではまた。

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