【2023FIBAバスケットボールワールドカップ】続々決まるアメリカ代表。準備万端なブーマーズことオーストラリア代表。家族とご近所同士が集まる?カナダ代表。各国注目選手とエピソード。/デンバー・ナゲッツ、バックス、ペリカンズ、マーベリックス、レイカーズ
2023年8月25日から9月10月、フィリピン・インドネシア・日本にて2023FIBAバスケットボールワールドカップが開催されます。(予選を3か国で行い、ファイナルフェイズはフィリピンで行われます)
2023/6/6現在、注目を集めるアメリカ代表は
アンソニー・エドワーズ
タイリース・ハリバートン
ミカル・ブリッジズ
ボビー・ポ-ティス
オースティン・リーブス
ジェイレン・ブランソン
ジェイレン・ジャクソンJr
ブランドン・イングラム
の参加が報じられています。(トレイ・ヤングも意欲を示しています)
敢えて注目選手を一人だけ選ぶならペリカンズのブランドン・イングラム。
ペリカンズはプレイイントーナメントで破れ惜しくもプレイオフ出場はなりませんでしたが、レギュラーシーズン最終盤からイングラムは明らかにそのプレイスタイルに変化が見られましたので、「もうちょっと長く見たかったなぁ」と大変名残惜しく思っていた中での代表選出。
↓は2023/6/6時点でのイングラムの直近15試合の一部スタッツ。2023/3/23の試合でキャリア初のトリプルダブルを0ターンオーバーで記録し、次の試合で13アシスト、その5日後に2度目のトリプルダブル。以降、数字の上でもアイテストでもアシスト意識の高まりを示していました。PPGを下げることなく。
このアシスト意識の高まりが一時的なものなのか、アメリカ代表の試合に反映されるのかはわかりませんけど、そこも含めて楽しみです。
NBAの国際化が謳われて久しく、注目国を絞るのが非常に難しいくらい各国目玉選手が目白押しなわけですけども、やっぱり敢えて選ぶならカナダとオーストラリアです。(日本は“注目国”でなく正真正銘私の“母国”なので対象外です)
まずカナダについて。
カナダはアメリカに次いでNBA選手を多く輩出している国です。
まだ代表参加選手はアナウンスされていませんが、見たい選手が勢揃いです。20代ばかりで若いのも良いですね。
ジャマール・マレーとディロン・ブルックスとニッケル・アレキサンダー・ウォーカーとシェイ・ギルジャス・アレキサンダーは仲良さげにしてるのを見かけましたし、代表で一緒にプレイしている姿を是非見たいんですけど、マレーはファイナルに出場してますので全員揃うのは難しそうです。
ケリー・オリニクやドワイト・パウエルら数少ない30代も予選で奮闘してましたし、本戦でも是非見たいです。
続いてオーストラリアについて。
オーストラリアは既に代表メンバーを正式に発表しています。リンク
私は各国のロスターをFIBA公式のロスタートラッカーでチェックしてるんですけど、現状正式にアナウンスしたのはオーストラリアだけのようです。ここら辺の準備・団結の早さは有利に働くかもしれませんね。
そしてなんといっても、オーストラリア代表、通称「ブーマーズ」は熱いです。
現サンズのジョック・ランデールを好きになったのもブーマーズでのプレイが熱かったからです。東京五輪でパティ・ミルズらと共に燃えてました。
東京五輪ではあまり出番がなかったジョシュ・グリーンも、その後のマーベリックスでのプレイを見て「やっぱりコイツはブーマーズだ」と私勝手に頷いておりました。今大会では是が非でも出場時間を増やしてほしいです。
前十字靭帯断裂を乗り越えてのバックスでの貢献、そしてブーマーズへと戻ってきたジョー・イングルス。
ジョシュ・ギディー、ダイソン・ダニエルズら若手とベテラン勢が上手く混ざり合う姿も期待したいです。
東京五輪ではマティス・サイブルが“Road To Tokyo”と銘打ってドキュメンタリーを公開していたので、それも少しだけ期待してます。(サイブルはバブル内の様子も動画にしてあげています。冗談抜きにNBAの貴重な歴史資料です)サイブルのYoutubeチャンネルへのリンク
とりあえず以上。
ちなみにカナダとオーストラリアを注目国に選んだのは、ヨーロッパ勢は昨年Eurobasket2022で堪能したからってのもあります。本当は全部注目してます。
「プレイを見たい」ってのと「しっかり休んで欲しい」の葛藤もあるんですけど、出ると決めた選手へは100%全力で応援して楽しもうと思います。
まだ出場選手が殆ど決まっていないので「どこが強そう」とかは語れませんが、随時記事を書きながらワールドカップを楽しみにしたいです。
今回はこの辺で。ではまた。
おまけ。
ワールドカップスケジュール。