【NBA】現役&歴代最も効率悪く50得点した選手ランキングと効率良くした選手ランキングと50得点試合数ランキングとカッコ良すぎる男たちと色々。/ニックス、ナゲッツ、バックス、ウォリアーズ、クリッパーズ、セルティックス、ユタ・ジャズ、ブレイザーズ、ロケッツ

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【NBA】現役&歴代最も効率悪く50得点した選手ランキングと効率良くした選手ランキングと50得点試合数ランキングとカッコ良すぎる男たちと色々。

昨日2023/12/16のニックス対サンズ戦でジェイレン・ブランソンが50得点を記録。

ただの50得点じゃあございません。3P9/9のパーフェクト、6reb9ast5stlのデカすぎるオマケ付き。

後半だけで35得点、FG12/12、3P8/8。前試合ではFG6/19、3P0/6からのコレである。
ここ5試合の成績。全くもって油断ならない男です。

50得点試合に関する記録・ランキングをいくつか見てみましょう。

まずはレギュラーシーズンでの50得点超え試合数ランキング。現役選手対象。以下全て2023/12/16時点。

ジェームズ・ハーデンは2015~2020の6シーズン間で23回の荒稼ぎ。

シグネイチャーワインでも荒稼ぎするハーデンさん。

今季久しぶりにやってくれてもイイのよ?

続いてプレイオフでの50得点超え試合数ランキング。現役選手対象。

こう見るとエラく少なく感じますね。

1位はジャマール・マレー、ドノバン・ミッチェル、デイミアン・リラード、ジェイソン・テイタムで複数回記録したのは、この4人のみ。

各選手の50得点試合内容。

マレーとミッチェルは全て同シリーズ内で記録、今思い出しても信じられない内容でした。

↑は第6戦までの平均スタッツ。運命の第7戦ではお互い精魂尽き果てたのか不調で、試合も超ロースコアゲームでした。
第7戦試合終了直後、コートに倒れ伏し動かないミッチェルを一番初めに起き上がらせリスペクトを交わすマレー。二人とも世界一カッコ良かった。リンク

ブレイザーズ対ナゲッツ戦、デイミアン・リラードのTS96.8%での55得点。

ダブルOTまで持ち込むクラッチショットを決め続けたリラードが遂にシュートを外した瞬間、神に感謝するオースティン・リバース。

ヤニス・アデトクンボのチャンピオンシップゲームでの50得点。

この試合ではFT17/19。この間の64得点もそうでしたけど、唐突にFT高確率に決め出すから油断ならない男パート2です。

ステフィン・カリーの50得点はプレイオフ第7戦史上最多得点記録更新で、その僅か2週間後にジェイソン・テイタムが51得点で更に更新。

キリがないのでここまでにしますが、どれも印象深いですね。

歴代でのレギュラーシーズン50得点超え試合数ランキングはこんな感じ↓

はいはいチェンバレンチェンバレン。

プレイオフも含んだスコアリング内訳。アホか。

歴代でもプレイオフになると全体的にグッと数が少なくなります。

歴代プレイオフ50得点試合超え試合数ランキング。

雑に言えば、プレイオフでは対策やインテンシティが増して、レギュラーシーズン以上に容易く50得点はさせてくれないって事ですかね。

現役選手対象、50得点超え試合でのTS%ランキング。プレイオフ含む。

元画像では試合結果も載ってるんですけど、そこまで引用すべきか、いつも迷っております。実際に試合を観たくなった方へのネタバレ回避という事で今回は伏せておきますね。

TOP3は驚異のTS100%超え。今季2024現時点でのリーグ平均TS%が57.7%ですので、まぁ異次元な高効率です。

TOP20は皆少なくとも3Pを6本以上決めております。「如何に3Pがデンジャラスかの表れ」と言って良いかもしれません。

意外と各選手FTはそこまで多くないんですね、マレーに至っては0本です(FTなしでの史上最多得点記録)。

少し意地悪にワーストTS%ランキングも見てみましょうか。

現役選手対象、50得点超え試合ワーストTS%ランキング。プレイオフ含む。

・・・・こーいう結果になるから当ブログではポジティブな話題ばかり取り上げるようにしているんです・・・・晒し上げてるみたいで罪悪感が・・・・。

とは言え、私も見る分には意地悪な記録も面白おかしく楽しむ不届き者ですので、これはこれで載せておきます。ごめんよラス。

ラスの衰え知らずなパッションがよく表れている大好きな写真。

最後に

歴代での50得点超え試合TS%ランキング。プレイオフ含む。

3Pと3PAを載せていないのは、それらを含めて検索すると3P導入以前の選手が除外されてしまうからです。

歴代での50得点超え試合ワーストTS%ランキング。プレイオフ含む。

チェンバレンがご覧の通りなんですから、ラスだってなんのそのです。

真面目な話、チェンバレンの時代は3Pは当然なく、しかも「ダンクは卑怯」とも捉えられた時代ですから、TS%的には超暗黒期でした。現在のリーグ平均TS%57.7%に対してチェンバレンの現役時代(1960-1973)通してのリーグ平均TS%は僅か48.5%です。現代において超高効率なシュートである3Pとダンクが出来ないんですから、さもありなんです。現代の選手たちだって当時にタイムスリップすれば大苦戦するでしょう。

それに多少効率が悪かろうともハイボリュームスコアリングが他選手の高効率スコアリングを促す事も珍しくないので、一概に「TS%が低い=アカン」とも言えませぬ。

・・・・・こんだけフォローしとけばチェンバレンも化けて出てこないでしょう。

ジャック・トワイマンに協力してモーリス・ストークスへの支援もしたチェンバレン。豪放磊落なエピソードに事欠きませんが優しい一面も間違いなくありました。これはフォローでもなんでもなく。

今回はこの辺で。ではまた。

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