【NBA】当ブログが勝手に選ぶ“NBA史上最高のチームメイト”と“最高のライバル関係”と“最高の集合写真”とその逸話とデータと色々と。
データ・逸話を添えながらのNBAお気に入り写真公開シリーズ第2弾。
ジャック・ニコルソン、マイク・タイソン、マドンナ、エディ・マーフィー、マイケル・ジャクソン、プリンスを引き連れて試合に向かうマジック・ジョンソン。
まるで映画の1シーンですね・・・・・・はい、この写真は現実のものではございませぬ。Bleacher Reportが記事用に作った合成写真だそうです。けど好きなんです、“強者感”が凄くて。
強そうでしょう?コレとか↓。
同じ表情をしております。
そしてスポーツ史に残るライバル関係。
マジック・ジョンソンのアシストはボールだけじゃなくて笑顔も渡せるから素晴らしい・・・・上手い事言えましたかね?
気を取り直して次。
こちらは合成ではなく正真正銘本物です。2000年代初頭のNIKEイベントで撮られた写真で、左からレブロン・ジェームズ、モーゼス・マローン、シンシア・クーパー、カーメロ・アンソニー、マイケル・ジョーダン、コービー・ブライアント。
リラックスした表情の中、メロがヤンチャそうなのがまた良いんです。
この一枚の写真、6人の中に20回の優勝、15回のMVP、42回のAll-NBA(WNBA)-1st、77回のオールスター出場が詰まっています。
・・・・みんなバスケットボールが上手だね!
次。
2013シーズンに創設されたチームメイト・オブ・ザ・イヤー、正しくは“Twyman–Stokes Teammate of the Year Award”「トワイマン-ストークス チームメイト・オブ・ザ・イヤー・アワード」。
ストークスとトワイマン、二人の“最高のチームメイト”。上記写真はその二人にチェンバレンが寄り添った写真です。
試合中の事故で全身麻痺となってしまったストークス、チームメイトのトワイマンはストークスのためコートの内外で奔走しました。高額な医療費を捻出するためスポンサーに掛け合い、チェンバレンらの協力も得ました。
ストークスもトワイマンの奔走に応えるべくリハビリに懸命に励み、時には笑顔すら見せ、その姿をアメリカ中に公開。バスケファンのみならず多くの人間に勇気を与えました(数十年後の日本にいた私含む)。
ストークスとトワイマンの努力、そしてチームの垣根を越えた“チームメイト”たちの力で、ストークスはコートに帰ってきました。
ストークスとトワイマンの友情が途切れる事はありませんでした、1970年ストークスが心臓麻痺で亡くなった後も。
歴代Twyman–Stokes Teammate of the Year Award受賞者。
スポーツは良い。
なにやら神妙な気持ちになってきましたので
今回のNBAお気に入り写真公開シリーズはここまで。ではまた。
※:余談(と言うには余りにも偉大過ぎる御方の話)。
上記写真でストークスの隣に座るロイ・キャンパネラ。キャンパネラもストークスと同じく不幸な事故により競技生活(MLB)を引退、残りの人生で車いす生活を余儀なくされたアスリートです。ロサンゼルスに移転する前のブルックリン・ドジャースに在籍、5度の優勝を経験し、引退後もドジャースのスカウト・コーチ職に尽力。
事故の1年半後ロサンゼルスに移転した本拠地で催された、キャンパネラのための特別試合では当時のMLB最多観客試合を記録。公式試合ではありませんでしたが、忙しいペナント中の合間を縫っての開催。相手のヤンキースも「キャンパネラのためなら」と快諾。皆凄い。動画へのリンク
大谷翔平が選んだドジャースは「強いから名門」ってだけでなく、ロイ・キャンパネラやジャッキー・ロビンソン、人種差別・逆境に立ち向かう選手も多く輩出した事含め“名門”なんだろうと思います。
頑張れオオタニサン。