「プレイメイカー」「パサー」「ファシリテーター」?とにかく「昨季パスが上手かったっぽい選手」TOP25ランキング、多種多様。CP3、ドンチッチ、ヨキッチ、ハーデン、ラメロ、ヤングetc.

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「プレイメイカー」「パサー」「ファシリテーター」?とにかく「昨季パスが上手かったっぽい選手」TOP25ランキング、多種多様。CP3、ドンチッチ、ヨキッチ、ハーデン、ラメロ、ヤングetc.

「パスの上手さ」の評価って難しいですよね。(「そもそも簡単に評価できるモノなどない」というツッコミはおいといて)

手っ取り早く使われるのは「アシスト」「APG」です。
しかし得点能力を計る際に「PPG」だけを参考にする人は最近あまり見ません。私が日頃お世話になってる界隈ではPPG=「1試合あたりでの得点量」だけでなく「効率」「多彩さ」「チームメイトの影響」「アイテスト」等々多くの要因を考慮して“多角的に”評価します。

「じゃあアシスト能力/パスの上手さを“多角的に”評価するってどうやるの?」って話ですけど、当然明確な正解はないです。得点能力にだってないのですから。
得点関係のスタッツ/指標と比べるとまだまだ種類も少ないですし、アシストは「必ず2人の選手が必要=二人の能力が関係するスタッツ(得点等よりも)」なので1人のアシスト能力だけを抜き出して評価するのは得点能力以上に困難に思えます。んな面倒臭いこと気にせず気軽にざっくばらんと評価を楽しむ事も沢山ありますけども。

はい、前置きが長いですね。要は「ハッキリと答えは出ないけど色々面白そうなデータがあるから見てみましょう」って事です。いつもの事ですね。

まずは昨季2022、APGのTOP25ランキング。

次はパスの成功回数TOP25ランキングを見てみましょう。

アシストのランキングとは大分違いがありますね。

次はデータサイトBBall Indexのアシストに関する指標を2つ見てみましょう。(他にも種類は沢山あります)
“playmaking talent”(※1)の昨季TOP25ランキングの右側に“passing versatility”(※2)を添えたものです。
その下のグラフは上記2つの指標をグラフ化したもの。※画像クリックで拡大

※1:「プレイメイキング タレント」の名の通りプレイメイキングの能力を示す指標。
ざっくり言うと
1「どれだけ多くチームメイトに得点チャンスを作れたか」
2「どれだけ期待値の高い得点チャンスをチームメイトに作れたか」
3「どれだけ多才なパスを出していたか」
4「どれだけミスを少なく効率良くパスを出していたか」
5「どれだけディフェンスを引き寄せられているか」
の5つを総合的に評価した指標。
5つそれぞれをどうやって評価してるか、さらに詳しく知りたい方はこちらへ→BBall Indexの用語解説

※2:「パッシング バーサティリティ」。※1「プレイメイキング タレント」内の3「どれだけ多才なパスを出していたか」を表す指標です。
パス/アシストが多くともほぼ全てがキックアウトだったりワンパターンですと、この指標は低くなります。
しかしこの数値が低いからと言って、それがそのまま「パサーとして未熟」という評価につながるわけではありません。
ワンパターンでも、そのプレイが必殺/期待値の高いプレイであるならそれで良いのですから。
ただ「この数値が高い選手は奇想天外なパスを出す事が期待できる面白い選手なのかもしれない」って事で今回採用してみました。

ビッグマンを表す▲アイコンがある程度散らばっているのが現代っぽくて面白いですね。

御覧の通り各スタッツ/指標によって1位はバラバラです。
つまり「No.1パサーが沢山いて、沢山楽しめてお得」ですね。

テキトーにまとめたところで今回はこの辺で。ではまた。

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