データで見るNBA「判断の早いゴール下のキングコング」TOP25ランキング。/スキルの多才さと意思決定の早さの相関関係。タイムロード、ルディ・ゴベアetc.

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データで見るNBA「判断の早いゴール下のキングコング」TOP25ランキング。/スキルの多才さと意思決定の早さの相関関係。タイムロード、ルディ・ゴベアetc.

“NBA「判断の早いゴール下のキングコング」TOP25ランキング”と言っても「“判断の早い赤木剛憲”を25人並べよう」ってんじゃないです。

左はスコット・ウィリアムズ。二桁PPGもRPGも記録した事はなくとも15年リーグに在籍した「いぶし銀」ビッグマン

まずデータサイトBBall IndexでのQuick Decision Making%(意思決定の早さを計る指標)の昨季TOP25ランキングを見てみましょう。(1000分以上出場者対象、各指標の詳細はこちら→BBall Indexの用語説明)※画像クリックで拡大

ロバート・ウィリアムズ3世、ブランドン・クラーク、ルディ・ゴベア、クリント・カペラetc.いわゆる“Lob Threat”「ロブスレット」(ロブキャッチャー、アリウープパスをよく受け取る選手)が目立ちます。他にもゴール下で強みを持つ選手(キングコング)が多いです。
ロイス・オニールやマキシ・クリバーのような3Pの上手い選手もいますが、共通して言えるのは「ショットクリエイトに長けてはいないが“限られたオフェンススキル”で強みを持つ選手」です。

以下のグラフ/散布図は縦軸がQuick Decision Making%で横軸がOverall Shot Creation(ショットクリエイト能力を計る指標)です。

上記二つの指標は負の相関関係にある事がわかります。
Overall Shot Creationが高い=ショットクリエイトに長けている選手は、大体が多才なスキルやハンドリングを持ち合わせていますから、選択肢も多く意思決定に時間をかける事が多くなるわけですね。(勿論それが悪いってんじゃなく)
Quick Decision Making%が高い選手は、オフェンススキルが限られているが故にショットクリエイトには長けていない(もしくはその逆の因果関係)。その分迷いがなく、己の仕事に忠実にチームへ貢献。

当たり前と言えば当たり前な結果ですけど、こうして実際に図で見ると面白いです。

折角なので、縦軸がQuick Decision Making%、横軸がRim Shot Making(リム近辺/ゴール下で難易度の高いシュートを決める能力)のグラフ/散布図も。

というわけで昨季NBA「No.1判断の早いキングコング」は“タイムロード”ことロバート・ウィリアムズ3世です。「No.2判断の早いキングコング」はブランドン・クラークです。・・・・・・わりとテキトーに言ってます。

今回はこの辺で。ではまた。

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