バスケをする時のメンタリティを問われた未来のNBAスター「KILL.(こ〇す)だね」

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バスケをする時のメンタリティを問われた未来のNBAスター「KILL.(こ〇す)だね」

質問:他のプレイヤーと対戦するときの君のメンタリティはどういったもの?


ボーンズ:KiII.(殺す)だね。

(中略)

自分と誰かが対峙した時、“最後まで生き残っているのは自分だ”。それが僕のアプローチ。

全ての試合、全てのワークアウト、全てのラン、全てが“Kill”みたいなものさ。Let’s Get Bizzy(※).それが僕のメンタリティ。

上のやりとりは来季2年目を迎えるデンバー・ナゲッツのボーンズ・ハイランドとファンによるもの。本日(2022年9月8日)公開されたBones Hyland: Could Be You | Episode 3から引用したものです。

なにやら物騒な物言いにも思えますが、ボーンズの過去を思うと合点がいきます。

ボーンズはハイスクール時代に御家族を亡くす火災事故に見舞われました。その時に自身も膝に大怪我を負いましたが、それにめげる事もなく、野良バスケや学生バスケで一瞬即発の戦いを経験してきています。NBAの試合での明るさを見ていると忘れそうになりますが、本物のタフガイです。相手が誰であろうと果敢にリムへ向かい3Pを打つ“物怖じ知らず”です。

ちなみに野良バスケでバチバチの1on1をする動画がYouTubeでバズったので、ナゲッツ加入前から若い世代から非常に人気があります。YouTube動画へのリンク

まぁ物騒な事を言ってはいますが、中身はやっぱり「バスケ大好き少年」です。自身のチャンネル内で自宅を披露した際、壁にはCP3、ステフ、AD、ドレイモンド、メロ、カイリーらと自分が一緒に写っている写真が飾られていて、嬉しそうに自慢しておりました。

天性の人懐っこさもあるようで、記者会見中のヨキッチへちょっかい出してヨキッチを苦笑いさせたり、ジャマール・マレーやモンテ・モリス、ウィル・バートンからよく目をかけられてもいました。シーズン中だけでなくオフ中のヨキッチもしっかり相手してあげてました。

文中のLet’s Get Bizzyは「さぁ仕事にとりかかろうぜ」とか「どデカい事しでかしてやろうぜ」のような意味合いで、ボーンズの愛称Bizzy Bonesと引っかけたスローガンみたいなものです。

“ボーンズ”も幼い頃に幼馴染の女の子からつけられたニックネームで、それがラッパーのビジー・ボーンと結び付けられてファンにも定着。(本名はNah’Shon Lee  Hyland)

TV観戦時↑のTシャツを着ている方も何人か見かけましたね。

誤解を恐れずに言うなら、ボーンズは間違いなく“生意気”な選手です。ですがその“生意気さ”こそがボーンズの原動力であり魅力だと思うと、より一層将来が楽しみになります。

なによりこの笑顔である。

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