デズモンド・べイン、ジャ・モラントと並ぶグリズリーズもう一人のMIP。

目次

デズモンド・べイン、ジャ・モラントと並ぶグリズリーズもう一人のMIP。

古来よりシューターって人種には幼い顔立ち・ベビーフェイスの選手が多いように思います。

ステフィン・カリー、レイ・アレン、レジー・ミラー、ドラゼン・ペトロビッチ、ラリー・バードetc.

ですのでデズモンド・べインを一目見た瞬間に「この選手は良いシューターになるに違いない」とアテにもならない感想を持ったわけですが、結果は当たったといえば当たったけどもなんか思ってたより凄い。って感じです。

1年目。3PA4.0で3P%43.2%の9.2PPGを記録。素晴らしいですね。良いシューターです。

で問題は2年目です。3PA6.9/3P%43.6%/18.2PPG。3PAとPPGを大幅に増やして%を維持。

1年目と2年目のトゥルーシューティングチャートがこちら↓。左が1年目、右が2年目です。左は所謂優秀なロールプレイヤーのソレですね。コーナー3を確率高く決めてくれるありがたい存在。右はもうオールラウンダーなエースに近いです。しかも3Pめっちゃ上手いエースです。

↓の画像の縦軸は3Pを打つ機会を作る能力と決める能力を合わせた評価。横軸は難しい3Pを決める能力を評価。昨季PG/SG/SFの中でべインは非常に高い位置にいます。

とにかく驚きなんですけど、何より試合を見て得られる成長度のインパクト。得点バリエーションの豊富さが素晴らしかったです。

あとは現在グリズリーズの解説やってるブレビン・ナイトの“F・B・K. Fly By King”って実況がとても印象に残っています。

Fly Byというのはポンプフェイクなんかで相手を飛ばしてかわす動きの事です、べインはそれが非常に上手いです。ペトロビッチを思わせます。

負けん気が強いのも古のシューターたちと一緒です。立派な上腕二頭筋を2つの頭に見立てて「ケルベロス」なんてあだ名をつけられてたのも笑いました(浸透はしてないと思います)。

MIP投票では5位でしたが昨季は激戦でしたし、受賞やファイナリスト入りを逃した選手が更なる成長を・・・なんて事も珍しくありません。

今後も期待大です。

  • URLをコピーしました!
目次